足、見せてください!(4)
フットケア
2020.03.05
今回は藤村香織バレエスタジオ、スタジオ・ルカロ主宰、藤村香織さんに足を見せてもらいました。
藤村香織さんは5歳からバレエを始めて2000年にはロシア、サンクトペテルブルク国立文化芸術大学舞踏科に留学後、サンクトペテルブルク国立オペラ・バレエ劇場に入団し、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」など数々の公演に参加されています。帰国後、2004年に藤村香織バレエスタジオを開設され2011年には中村区にスタジオ・ルカロを開設し、子供から大人まで述べ1000人以上の生徒さんを指導されています。
藤村先生のスタジオのクラスは多彩で、フィギュアスケート選手のためのクラスから介護予防・認知症予防を意識したものまで様々です。中でも介護予防クラスには私も興味深々です。

♪♪藤村さんの足データ♪♪
年齢:50代
職業:バレエ講師
バレエ歴:5歳から現在に至るまで
昼間に立っている時間:長い時 9から10時間 朝から夜10日ころまでずっと指導している日もあり、短い時 3から4時間 フェイスブック作成や事務仕事あり
今の足のお悩み:爪 白癬菌感染の治療をしていたことあり
靴選びのこだわり:パンプスはほとんどはかない 仕事で必要な時だけ
普段は履いて楽な靴 足に負担のないもの
その理由:動きやすいから
爪切りの頻度:月に1~2回 自分で切る
こだわり:短かめ
靴のサイズ:24cm パンプスは24.5cm
足の実測:右23.7cm 左23.2cm
アーチ高:右3.7cm 左4.0cm
入浴時に足を洗う順番:3番目
今後、足にできること:入浴時に1番に洗う 足に関心を持つ
かかとの角質のお手入れをする

♪♪稲田から藤村さんへ♪♪
左右差のほとんどない、バランスの良い足をされています。しかも甲高。無駄な脂肪のない筋肉質な足でした。特に足趾には力強さを感じます。半面、温かみのある人柄も感じました。無茶ぶりで、つま先立ちをしていただきました。その動きにびっくりしました。踵骨が上がっていき、さらに、脛骨にくっつくギリギリまで、中に入り込んでいくような動きです。この動きも過剰骨である三角骨があると余分な負荷がかかるので、過剰骨を削り取ることもするそうです。先生の足はまさにバレエをするためにあるように思えました。まっすぐに体重を支えるには足趾の長さのバランスも重要だそうです。バランスが悪いと軸がずれてどこかに負荷がかかるそうです。
足の様子では、爪白癬の既往あり、今は治療をされていないとのことでした。
現在の爪の色と厚みから、再度診ていただくのも良いかもしれません。爪は短めがお好みとのことでした。足の爪は踏み込んだ時の圧を支えるものですので理想は指先と同じ長さです。つま先立になることを考えると、指先よりも若干短くても良いかもしれません。今の爪の状態から前に伸ばすにはテーピングで指先の皮膚を引っ張ることをします。よろしければ、ご相談ください。
踵の角質肥厚については、はだしで床を共有することが多い場合には白癬菌の感染率が高くなってしまいます。その状況で角質が肥厚しているとそこに菌が入り込んで感染してしまいます。先日ご紹介した、やすりを使ってつるつるの足を目指してください。
取材後記
今回も突然、足を見せてください!と、連絡をさせていただきました。
即答で了承してくださった藤村先生に感謝しています。お話を受けてくださった理由は、ダンサーは足が大切、足に興味があったからとのことでした。インタビューの日はレッスンの後で長くバレエをされている鄭さん、バレエ講師をされている吉川さんにもお話を伺いました。足の話での女子会はとても楽しい時間でした。
※吉川さんの記事は4月に、鄭さんの記事は5月に掲載予定です。
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