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今日生きててよかったな、
幸せだなと思えるような、
ケアを日本中に届けたい。

—「求職者のみなさんへ」動画 —

藤野 泰平
代表取締役社長・看護師

なぜ訪問看護ステーションなのか

◎私はもともと病棟で看護師をしていました。大学では、寄り添うこと、傾聴すること、人生をしっかり聞いてケアをしていこうと学びましたが、急性期病院はすごく忙しく、なかなか話を聞くことが難しく、退院後の様子が全然分からずに仕事をしていました。
◎あるとき退院後の生活が気になりすぎて、夜勤明けにボランティアで訪問看護ステーションに行き、退院後の様子を見に行きました。すると、HOTがついているのにも関わらずタバコを吸っていて「よう来たなあ」と。それでは病気はよくならないのですが、これが生活なんだと思いました。
◎では病院の役割は何か。私が思ったのは、病気を治療していくところが病院だということ。しかし、治療した後も障がいが残ったり、病気の治療を継続しなければならなかったりしたとき、病気をもちながらどう幸せになるかをサポートする人があまりいない。それが訪問看護の役割ではないかと思い、訪問看護の世界に来ました。

在宅の理想のケアとは

◎私たちは「生きる希望」=本人が幸せであるかどうかを大切にしています。たとえば「ペットと一緒に暮らしたい」「好きなラーメンを食べに行きたい」という希望がどうすれば叶うか、ご利用者さまに伴走して一緒に考え、できるようにしています。「生きる力」としての病気をコントロールと同時に、今日生きててよかったな、幸せだなと思えるような「生きる希望」のケアをしていきたいと思っています。
◎私の実家は愛媛県の島で、医療が足りない所にあります。訪問看護はもちろんありません。そういう地域では、ちょっとした医療処置があると地元では暮らせません。病気が悪化すると、遠くの市の病院や施設に入らなければならず、人生の最終段階で非常に寂しい思いをすることになります。そういう場所が日本には30%以上あると言われています。そこに訪問看護があれば、家に帰りたいという方が家に帰って、家族や友人と暮らしていけます。そういう社会をつくる仕事をしています。

大切にしていること

◎質と量のケアを広げていくために最も大事なことは「Better Work」だと思っています。働く喜びや仕事の意義、承認しあえる仲間や成長できた実感がとても大切です。また、利用者さまに対していいケアをする風土が大事です。いいケアをしたいと思い、お互い助け合ってケアをしたり、いいケアをするために「どんなケアをしようか?」とチームで相談しあったりできることがとても大切です。
◎ハラスメントや陰口があると、利用者さまの方を向くのではなく、上司に怒られないようにするとか、先輩に怒られないとようにするとか、そっちを向いて仕事をしてしまうことがあります。私たちは、先輩に怒られないためにこの仕事に就いたのでしょうか? 利用者さまにいい仕事をしたい。そういった気持ちでこの仕事を選んでいるはずです。
◎だからこそ、陰口やハラスメントがない職場を作っています。利用者さまを中心にいいケアができる、そういうチームを作っています。まさにこれが「Better Work」だと思っています。給料も休みも大事ですが、同時に、成長できる仕事の意義が非常に素晴らしい、承認しあえる良い風土で仕事ができる、そこを大事にしたいと思います。

求職者のみなさんへ

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