第8回福祉ネイリストアワードでグランプリを獲得しました@箕面店

訪問看護ステーション箕面

2024.07.30


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション箕面(大阪府箕面市)の看護師・石川理香子です。2024年5月12日(日)に開催された「第8回福祉ネイリストアワード大賞部門」で、グランプリを獲得しました。そのご報告です。


※福祉ネイルや福祉ネイリストアワードについては、過去記事をご参照ください
第8回福祉ネイリストアワード大賞部門のファイナリストに選ばれました!@箕面店


私が発表したのは、緩和ケア病棟で福祉ネイルの活動中に出会った患者さまの言葉です。その方々がネイル中に発した言葉を、「聞き書き」という技法で表現しました。

▲患者さまの言葉を聞き、福祉ネイリストとして感じたことを会場の皆様にお伝えしました


「久しぶりにネイルするわ~」「次は何色にしようかな」「ここへ来てから勝手に涙が出るの。ほんっと悔しい」といったさまざまな心情が含まれた言葉は、会場の方々に真っ直ぐ伝わり、心に響いていたように感じました。その結果、私の発表をグランプリに選んでいただきました。


実は私は、かかりつけに入職して初めて「聞き書き」を知りました。「聞き書き」では、ご利用者さまやご家族がふと口にされた言葉を聞いたまま文字にします。後から見返すと、その時のありのままの姿や、空気感、表情まで思い浮かぶのです。


私は時折、訪問看護を卒業したご利用者さまや、お亡くなりになったご利用者さまの「聞き書き」を見返して、会えない寂しさを和らげていました。かかりつけの他の店舗では、「聞き書き」をグリーフケアに用いたり、個展を開いて地域の方々にその取組を伝えたりしています。


「聞き書き」は、かかりつけが取り組むケアの一例ですが、私たちはさまざまな方法で最高のケアを追求しています。私はご利用者さまに笑顔になっていただくため、ネイルを施術しています。そしていずれは、ネイルサロンや巻き爪ケアサロンへのアクセスが困難な方にも、ネイルケアを届けていきたいと考えています。


仲間と一緒に最高のケアを目指しながら、福祉ネイリストとしてもできることをコツコツと積み重ねていきたいです。


【関連記事】
入職8カ月の看護師の心境をご報告します@箕面店
『聞き書き写真展』のお礼とご報告@有松店
名大医学部にて『聞き書き』の看護実習を実施しました


<お知らせ>
みんなのかかりつけ訪問看護ステーションでは、「日本の隅々まで最高のケアを届ける」というビジョンの実現を一緒に目指す仲間を募集しています。興味あるかたはぜひホームページからご応募ください。見学も受け付けてます!→【採用ホームページ:https://kakaritsuke.co.jp/recruit/ 】

\ 私たちと一緒に働きませんか? /

\私たちと一緒に働きませんか?/
募集要項・採用応募はこちら

ブログカテゴリー