地域のウォーキング講座でお話しました@豊洲店

訪問看護ステーション豊洲

2024.10.23


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション豊洲サテライト店(江東区豊洲)、理学療法士の眞嶋(写真・右)です。先日、地域のウォーキングの講座に参加し、私と所長・寺﨑さんが歩き方についてお話しました。そのご報告です。


豊洲はその土地柄、交通量が多く、4車線の横断歩道では電動自転車や電動キックボードが多く行きかっています。豊洲店から歩いてすぐのUR豊洲四丁目団地の方々からは、「横断歩道を渡り切れずに怖い思いをした」「だんだんと歩く速度が遅くなっているので、効率的なウォーキングについて知りたい」「歩く前後にした方がよい体操があれば教えてほしい」という声があがっていたそうです。


そこで企画されたのが、今回の「秋の外出のススメ!講座」というイベントです。主催のUR豊洲四丁目団地生活支援アドバイザーさん(株式会社URコミュニティ)と、共催の豊洲長寿サポートセンターの職員さんからご依頼があり、講師として参加させていただきました。豊洲長寿サポートセンターは豊洲店の近隣にあり、ご利用者さまの連携で日ごろからお世話になっています。

当日、10人の団地の方が参加され、私たちは正しい歩き方や効率的な歩き方についてお話させていただきました。

▲ご利用者さまに自主トレとしてご提案する体操も、あわせてお伝えしました


「歩き方のコツ」の他にも、警察署交通課の方からの「正しい交通ルール」、東京都生活文化スポーツ局の歩行シミュレーター体験など、盛りだくさんの内容でした。

▲姿勢の確認(写真左)と、歩行シミュレーター体験(写真右)


講座終了後、要支援の方が買い物に行くのに大変な思いをされているお話をお聞きしました。また、「杖の高さが合っているかみてほしい」と高さ調整をご希望される方もいらっしゃいました。一重に団地といっても、困っていることや生活環境、支援体制、ご近所付き合いなどは、一人ひとり異なることを実感しました。


UR団地には生活支援アドバイザーさんが駐在しており、ご近所さんやお友達を誘い合って参加できるこのようなイベントが企画・開催されています。このつながりがあれば、ご利用者さまのケアの幅も広がるのではないかと感じました。


リハビリをしていると、「社会とのつながり」や「ご近所付き合い」が、時に医療・介護サービス以上のものをもたらすと感じることがあります。これからも、広く深く地域のことを知り、地域に合った形で貢献し続けたいと思います。


そのために、まずはご近所さんの一員として、団地に住む方々のちょっとした困りごとの良き相談相手となれるよう、顔の見える関係づくりに取り組んでいきます。


※記事内の写真は、許可を得て掲載しています


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