札幌北店の看護師、入職して5カ月が経ちました!
訪問看護ステーション札幌北
2025.07.24

こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション札幌北(札幌市東区)の所長・岡崎です。2025年2月に入職した看護師・藤田さんが、札幌北店に来て5カ月となりました。今回は、藤田さんをQ&A形式でご紹介します。
これまでの経歴を教えてください
札幌で育ち、札幌の看護大学を卒業後、市内の二次救急病院に就職しました。消化器内科・外科、脳外科、救急科を経験し、かかりつけに入職しました。在宅領域は初挑戦です。
訪問看護に興味をもったきっかけは?
実習先やインターシップで訪問看護を見学し、自宅でできることの多さや、自宅でケアをアレンジしながら生活を支える姿を見て、憧れを感じていました。私も「ご家族と一緒にアイディアを出しながら生活を支えられるような存在になりたい」と思い、いずれ訪問看護師になろうと考えていました。
かかりつけを選んだ決め手は?
札幌北店の見学に行き、ご利用者さま宅の訪問に同行させてもらった時のことです。自宅に手すりの設置を検討しており、その日は転倒リスクを軽減できる設置位置・方法を考えるという訪問でした。訪問を終え、帰りの車内で同行したスタッフに自分なりの意見を伝えたところ、しっかりと私の考えに共感してくれました。その時に、「ちゃんと後輩の意見にも耳を傾けてくれる良い環境がある」と感銘を受け、かかりつけへの転職を決めました。
入職後のサポートはありましたか?
単独訪問が始まる前から、「困ったらいつでも電話で相談してください」と言われていました。いざ単独訪問が始まると、気軽に相談でき、わからないまま対応しなければならない場面はありません。また、ケア介入に困った時は、事務所に持ち帰ってカンファレンスを開き、ご利用者さまの想いをどのように生きる希望につなげられるか模索しています。みんなが常にご利用者さまファーストの考えを持っているからこそ、最高のケアを追求できていると感じます。

入職して5カ月の心境を教えてください
気づいたら5カ月が経っていたように感じます。入職したころは、先輩に同行訪問しながら、自分ができることの少なさにもどかしさを感じていました。しかし、その期間があったおかげで、自分にできることを細かく分析したり、先輩スタッフがどのようにご利用者さまに関わっているか、ご利用者さまの人生・生き方をどう捉えていくのかを知ることができました。今は一人で訪問し、新規の初回訪問や契約、担当者会議なども任せてもらえるようになり、新たなことに挑戦する楽しさを感じています。
訪問看護のイメージは変わりましたか?
必ずしも詳しい情報が事前にわかるわけではなく、ご本人やご家族、ケアマネージャー、病院など、それぞれが把握している情報が異なることにに驚きました。ただ、情報が少ないからこそ、ご利用者さまの言葉や行動から重要な情報を読み取る重要性も学びました。また、寝たきりで一人暮らしのご利用者さまがいらっしゃいますが、意思疎通がうまくできなくなった今でも、以前言われていた「自宅で暮らしたい」という希望を尊重し、在宅での支援を続けていることに感動しました。
訪問看護のやりがいを感じる瞬間は?
ご利用者さまを取り巻く環境が思わしくなく、困難な状況であっても、スタッフみんなで「ご利用者さまにとって一番いい選択肢は何だろう?」といくつもケアを検討し、提案します。その選択肢からご本人が自ら選び、笑顔につながった時にやりがいを感じます。
また、すぐに検査できる病院とは違い、訪問の場面だけでは病態を判断・解決することが難しく、もどかしさを感じることもあります。ただ、だからこそ在宅では他職種との関わりが重要になるため、ご家族や訪問診療医、ケアマネージャー、病院との情報共有の重要性をより感じられるようになりました。ご利用者さまの生活の一部として介入することで、病院の頃には見えなかった生活背景やご利用者さまの想いに気づくこともできます。ご利用者さまの想いや価値観に合わせて寄り添うようなケアを目指せることも、訪問看護のやりがいです。

どのように訪問看護の勉強をしていますか?
毎週水曜日のランチミーティングで勉強会が開催されることも多く、業務中に学習することが可能です。スタッフとの意見交換やオンライン勉強会の参加など、学習サポートも充実しています。わからないことはすぐに調べたり確認したりしながら、必要時には他店舗のスタッフにも相談し、日々学びを深めています。また、毎月の所長との面談、技術面のチェックシートなど、他者評価で個人の成長をサポートする体制も整っていると感じます。
札幌北店の働きやすい点を教えてください
全スタッフがそれぞれ違う分野の病院で働いてきており、いい意味で上下関係なく知識を共有しあえる環境に居心地の良さを感じます。「できることをどんどん増やしたい」という私の考えを踏まえ、新しいことへの挑戦を応援してもらえるため、働きやすいと感じます。また、常にご利用者さま第一で物事を考え、気がついたらご利用者さまのケアについての話し合いが始まることも少なくありません。

休日は何をして過ごしていますか?
趣味の畑仕事やバイク、市民プールでの水泳などを楽しんでいます。基本的に休日に待機がつくことがないため、好きなことをして過ごせています。
前職からライフスタイルに変化はありましたか?
前職では残業が多く、自宅に帰ってから何かに取り組もうという意欲が薄れ、休日は家事にあてることが多かったように思います。札幌北店は残業が少なく、朝の時間や帰宅後に家事や趣味をする時間があり、身体も心も余裕が生まれました。
今後の抱負を教えてください
札幌北チームの目標にもありますが、困っているご利用者さまや重症度の高いご利用者さまにすぐ手を差し伸べられるようになりたいと考えています。また、地域に寄り添い、どんな人でも自宅に帰れるような地域づくりに貢献していきたいと思います。
(岡崎)
札幌北店のスタッフは、常にご利用者さまのことを考え、助け合いながら一致団結しています。藤田さんを迎えたこのチームで力を合わせ、これからも最高のケアを地域に届けていきます。
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<お知らせ>
みんなのかかりつけ訪問看護ステーションでは、「日本の隅々まで最高のケアを届ける」というビジョンの実現を一緒に目指す仲間を募集しています。興味あるかたはぜひホームページからご応募ください。見学も受け付けてます!→【採用ホームページ:https://kakaritsuke.co.jp/recruit/ 】
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