「病院にはないものがある。やっぱり訪問看護っていいな」
見学者の声
2018.02.01
こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション・看護師の森田恭平です。先日、岐阜県の病院に勤務されている看護師の国枝さんが来社され、僕と1日を通して同行訪問をしていただきました。その感想を記事にしたのでご覧ください。
(森田)訪問看護に興味がわいた経緯を教えてください
―これからの日本の医療の課題、2025年問題などに対し、1人の看護師として、日本の社会に貢献したいと本気で思っているからです。また、僕たち自身が日本の医療の課題をあらゆる視点(教育、組織、雇用形態など)から学び、看護師の役割、本来あるべき姿を考え続けていくことが、看護以外の視点でも、看護界の発展に繋がっていくと考えているからです。理想の看護は患者さんやその家族が決めるものであり、医療者が決めるものではないと感じています。自分の命をどう全うするかは、患者さんの思いにかかっています。だから、在宅看護に興味をもちました。
(森田) 御自宅へ伺うため、利用者様も本音で話しをしてくださいますし、ゆっくり傾聴しながら一緒になって、意思を決定していくことができますよね。
(森田)今日一日を通して一番嬉しかった事、学んだ事はなんですか?
―やっぱり訪問看護っていいなと改めて思えたところです。 学んだことは、病院と在宅での違いです。病院で勤めていると、看護師と患者という関係が明確にあるような感じがしました。しかし、在宅では看護師と患者はお互い1人の人間として関われるという、病院にはないものがあると感じ、僕は訪問看護ってやっぱりいいなぁと感じました。
(森田)今日の体験をどう活かしていきますか?
―訪問看護をやりたい!!!という気持ちを改めて再認識しました。今後、訪問看護師としての現場での看護に生かしていきたいです。 僕自身、今日国枝さんと同行したことで、更にこれからの日本の医療の問題、組織のあり方について、考えるきっかけになりました。
(森田)一日同行訪問してくださってありがとうございました。また、同行したことで、利用者様の笑顔が普段よりも多くみれたのも国枝さんの人柄だと思います。本当にありがとうございました!!! 国枝さんは現在は岐阜県内の病院で勤務されていますが、3月に退職予定とのこと。新たな出会いに感謝です。
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