地域活動の取り組みをご紹介します@豊洲店

訪問看護ステーション豊洲

2025.07.16


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション豊洲サテライト(江東区豊洲)、理学療法士の眞嶋です。今回は、江東区での地域活動についてご紹介します。


豊洲店では地域活動に力を入れており、その一環として、豊洲店の隣の地区、塩浜にある老人ホーム「社会福祉法人 こころの家族 故郷の家・東京(以下、故郷の家)」で、健康体操教室の講師をしています。

この体操教室は毎週火・木曜に開催されており、地域の方々と、故郷の家に入所中の方が参加されています。故郷の家のケアマネージャーさんに体操教室を教えていただき、見学に行った際に施設長さんからご依頼をいただきました。私たちは、5月から木曜日13:30からの回を担当しています。


地域の方々は、親御さんを長年介護されてきた方も多く、「歳をとっても健康でいたい!なるべく健康寿命を延ばしたいんです」とモチベーション高く参加されています。入所中の方の中には、昔から江東区の下町で暮らし、高度経済成長を支え都市の変遷を見守り続けてきた方々もいらっしゃいます。

▲脳トレを取り入れた運動で軽く汗を流しながら、笑顔の絶えない楽しい雰囲気です



少し大変な運動があっても、「みんなと一緒だから頑張れる!」と最後まで運動を続けてくださる参加者の皆さんに、私も毎週元気をいただいています。最近では、豊洲店のご利用者さまのご家族が参加してくださいました。


日々の介護でご自身のケアを後回しにしてしまうご家族も多いので、この体操教室が「人の輪づくり、身体づくり」のきっかけになるよう、地域の介護に携わる方々にも広めていきたいと思います。


もう1つ、私が個人的に参加している「木場の角乗り(きばのかくのり)」もご紹介します。これは、東京都指定無形民俗文化財に指定されている民族芸能です。この地域は日本橋へと続く運河が多く、昔から木材をいかだにして運搬する「川並」という職業があったそうです。そんな川並の職人さんたちが、仕事の合間に木材に乗って遊び始めたのが「木場の角乗り」の始まりです。

▲お囃子に合わせて、足で角材をくるくる回しながら乗りこなす伝統の技です


去年の江東区区民祭りで、器用に木材を回す姿を見て、「これはぜひ私もやってみたい!」と思い、今年から入門しました。


見ていると簡単そうですが、実際はとても難しく、何度も転んで手足にアザをつくりながらも、粋に乗りこなせるよう毎週練習に励んでいます。


10代から70代の幅広い年代の皆さんと、角乗りを通して交流できることが毎週の楽しみになっています。厳しくも愛のある「べらんめえ口調」で、楽しく指導を受けています。


お祭り好きなご利用者さまやご家族からは、訪問の際に「今週は何回くらい回せた?」「怪我だけはしないでよ!」「頑張ってね!」と応援をいただき、私の上達を楽しみにしてくださっています。


これからも、地域の方々と関わりながら、日々のケアに取り組んでいきます。


※記事内の写真は、許可を得て掲載しています


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