看護学生の実習を通じた学びをご報告します@名古屋店

訪問看護ステーション名古屋

2026.07.27


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション名古屋(名古屋市中区)、所長の吉田です。みんなのかかりつけ訪問看護ステーションでは、看護学生の実習を受け入れています。今回は、名古屋店で受け入れた2グループの看護学生さんの実習の様子と、その風景を通じて感じたことや学びをご報告します。

病院での学びや経験が在宅でどう活きるのか


最初のグループの学生さんたちは、将来「救命救急」や「クリティカルケア」といった高度急性期の現場で働くことを目指していました。ということもあり「在宅」というフィールドでの実習はとても新鮮だったようです。ご利用者さまの「生活の場」では、病院なら当然のように揃っている物品はなく、すぐに検査もできません。この環境の違いに、学生さんから「病院ではこう教わったんですけど、このご利用者さんの生活環境ではどうしているんですか?」という質問が多くありました。


病院で培った知識や技術は、決して在宅で無駄になるわけではありません。むしろ、「その確かな知識を、目の前の生活環境にどう結びつけるか」を考えるための重要な土台になります。また、学生さんたちの実習や質問によって、私たちが現場で無意識に実践していたケアの根拠を改めて考えるよい機会になりました。


将来、学生さんたちが高度急性期の現場で働くとしても、退院後に患者さまがご自宅でどんな風に暮らしていくのか、その生活の解像度を上げることは看護計画を立てる際にとても役立ちます。同時に、いずれ訪問看護師として働くことがあれば、病院で培った経験とアセスメント能力は、在宅の現場でも形を変えて必ず活きてくるはずです。このメッセージを、現場で訪問看護に携わる視点で学生さんたちにお伝えしました。

▲実習中、心を込めて訪問看護の魅力をお伝えしました

現場での焦りを「自己理解」に変える振り返り


2グループ目の学生さんたちは、ICUや手術室、さらには「看護管理」にも興味を持つメンバーでした。ただ、実習の同行訪問では、ケアが上手くできなかったり、ご利用者さまとのコミュニケーションの取り方に戸惑い、焦ってしまう場面がありました。ここで私たちが重視したのは、訪問後の振り返りの時間です。


「上手くできなかった」という結果で立ち止まると、失敗した経験になってしまいます。そうではなく、「なぜあの時焦ってしまったのか」「どうすればリカバリーできたのか」を客観的に分析することで、自己理解につなげられるように、日々の振り返りのミーティングで一緒に話し合いをしました。原因を自分なりに理解して、次の行動の教訓にする、この言語化のプロセスに一生懸命挑戦する学生さんの姿を見て、どんな環境に行っても専門職として成長していく可能性を感じました。


今回の2グループの実習を通じ、学生さんたちが自身の課題と向き合う姿は、私たちスタッフにとっても「どうサポートすれば人が成長していけるか」を見つめ直す大きな学びになりました。訪問看護は、一人でご利用者さまのご自宅に伺います。しかし、現場で予定通りにいかなかった時や、判断に迷った時、年齢や経験に関係なく「次はどうしようか」と一緒に分析し、相談し合える環境があることが、名古屋店の強みなのだと再認識できました。


もし、「病院での経験を活かしてもっとその人の生活そのものに寄り添う看護がしたい」「経験が浅く不安だけど、訪問看護に挑戦してみたい」という思いを抱えている方がいれば、ぜひ一度、名古屋店の空気を体験しに見学にお越しください。まずはカジュアルに、これからの看護や悩みについてお話ししましょう。皆さまからのご連絡、お待ちしています。


※記事内の写真・エピソードは、許可を得て掲載しています


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