豊洲店の看護師が入職して4カ月が経とうとしています

訪問看護ステーション東京・豊洲

2026.07.23


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション豊洲(江東区豊洲)の看護師・後藤です。私は2026年4月にかかりつけに入職し、4カ月が経とうとしています。今回は、これまでの振り返りと自己紹介をします。

これまでの経歴


母が看護師をしており、中学時代に母の勤める病院に職業体験に行きました。ベッドメイキングや環境整備を体験し、患者様から「ありがとう」と言ってもらえたことがとてもうれしく、看護師を目指そうと思いました。


看護学校を卒業後、地元の急性期病院に入職し、整形外科・泌尿器科の手術から、舌癌や腎不全などの慢性期から終末期看護に携わりました。その中で緩和ケアに興味を持ち、がん患者様がどのような治療を行なって終末期を迎えているのか勉強したいと考えました。その後、2つの病院でがんの治療期・移行期における化学療法や放射線治療に携わり、かかりつけに入職しました。

訪問看護に興味を持ったきっかけ


病院では、最後は自宅で過ごしたいと思う患者様が多い一方で、なかなか自宅退院が叶わない現実を目にしてきました。自分自身も「本心は自宅に帰りたかったんじゃないか」「家に帰ってやりたいことがあったんじゃないか」と悩むことが多々ありました。次第に、「患者様が生活する『在宅』という場所なら、ご家族と一緒に患者様を支え、希望を叶える支援をすることで、後悔のないお看取りができるのではないか」と考えるようになり、訪問看護に興味を持ち始めました。


当初は、「在宅に行く前に病院の緩和ケア病棟を経験しよう」と考え、時期を見て異動希望を出そうと思っていました。そんな中、参加した日本緩和医療学術集会で、「緩和ケアに携わる看護師のための悩み・相談ブース」があり、そこでかかりつけの訪問看護部長・吉村さん(緩和ケア認定看護師)にお会いしました。吉村さんとは初対面でしたが、そこで自分の夢や訪問看護への想いを伝え、キャリアについて相談するうちに、「自分にとって緩和ケア病棟での経験が必要だと思っていた。でも今すぐ訪問看護に進んだほうがいいのではないか」という考えに変わっていきました。


当時の私は看護師経験が12年で、翌年から緩和ケア病棟へ異動出来たとしても、しっかりと学ぶにはさらに数年がかかります。緩和ケア病棟での数年よりも、訪問看護に飛び込んで経験する数年のほうが、自分にとってより価値のある学びになる、そう考え、訪問看護への転職を考え始めました。

かかりつけを選んだ経緯


その後も吉村さんと連絡を取り、これからのキャリアや自分がやりたいことを相談していました。吉村さんからかかりつけの話も聴き、その中で「ご利用者さまの笑顔のために、日々学び、自らを進化させて最高のケアを提供します。期待を超えるサービスを行動で示し感動を分かち合います」というスタンスに感銘を受けました。在宅看取り率を重視していることや、旅行支援、ハピプロといったかかりつけならではの取り組みも、私がやりたいことと一致していると感じました。


ただ、「今までやってきたことが在宅で通用するのか」「他に必要な知識や技術があるんじゃないのか」と、訪問看護への漠然とした不安もありました。しかし、吉村さんや友人に「迷うなら飛び込んでみたら」と言われたことが後押しになり、かかりつけへの入職を決めました。

入職後の不安


かかりつけで働き始めてからは、病院という「治療する場」から「生活をする場」への看護の違いに戸惑う日々でした。病院での経験から「医療的にはこうした方が良い」と思っても、それがご利用者さまにとって本当によいことなのか、想いに寄り添えたケアなのか、と視点を切り替える難しさを感じていました。また、病院とは違いご家庭ごとにルールがあったり、医療材料の節約や代用が必要だったりと、混乱して「このやり方で大丈夫なのか」と不安になることも多くありました。


それでも、訪問直後や夕方の振り返りの時間にスタッフからフィードバックをもらったり、他のスタッフの工夫を確認したりすることで、ご利用者さま一人ひとりに合わせたケア・方法を学んでいきました。


▲豊洲店のスタッフと。周りにサポートしてもらいながら日々勉強しています



入職して3カ月が経った今の心境


戸惑うことも多い日々でしたが、最近はできることも増えていき、多くのことを経験できています。今まで学んできた技術や知識も、決して無駄ではなかったと実感できるようになりました。ご利用者さまの希望の力や大切にしていることを引き出す関わり方は難しいですが、チームで相談しながら考え、ケアを実践できていることを嬉しく思っています。


また、この4カ月で感じたのは、「在宅は可能性が無限大」だということです。ご利用者さまがどんな状態であっても、訪問看護で支えることで、その方の希望を叶えることは可能だと感じています。

今後の抱負


今後は、ご利用者さまやご家族の希望を知り、一人ひとりに合わせたケアを提供し続けたいと考えています。長期的な関わりを通してご本人やご家族が少しでも後悔を減らし、「生ききった」と思えるようなサポートをすること、そしてその先のエンゼルケアやグリーフケアまで、すべてに寄り添える看護師になることが私の目標です。


将来的には、希望すれば誰もが自宅で最期を迎え、適切なエンゼルケアを受けられる環境づくりにも取り組んでいきたいと考えています。そのために葬儀社の方とも連携しながら、ご利用者さまにとってのより善い関わりを追求し続けていきます。


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