【善い仕事フォーラム①】笑顔がもらえる今の仕事がすごく好きです

社内制度・活動

2019.09.09

こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション名北店 所長・広報担当の森田恭平です(^^♪


今回は私たちの活動「善い仕事フォーラム」についてご紹介します!


株式会社デザインケア・みんなのかかりつけ訪問看護ステーションは、現場で実現している「デザインケアとして目指したい“善い仕事”」について、スタッフ一同が集まって讃え合うことを半期に一度行っています。各自のナレッジを共有・切磋琢磨することで、ケアの質が高められ、一人一人のケアの力が上がると考えています。


その中から、いくつか善い仕事としてノミネートされた、内容を投稿させて頂きます。今回は作業療法士の藤原さんの「善い仕事」です!(^^)

藤原さんが訪問で大切にしていることは何ですか?

今、その瞬間に感じているご本人の気持ちや感情を受け止めること。引っ張り過ぎず寄り添い過ぎずバランスをとる。依存ではなく、自律するために気持ちや感情を受け止める時間が大切です。

自律するために背中を押す大切なポイントをおしえてください

ご本人のペースを守って、無理させないことですね。気が向いたらやってみてーって感じです。そうするとできることが増えていきました。例えば、訪問毎に「今日はこれできたよ」「これが難しかったよ」など言葉にしていただきました。一人でできないことは訪問したときに一緒にやって、一緒に悩み、サポートしました。難しいと感じた時には難易度を下げ、機会を増やしていきました。

気持ちを吐き出させ、受け止めるとはどういうことですか?

聴く、落ち着くまで待つ感じです。理学療法士の早川さんとの役割分担できていたことも大きく影響したと思います。早川さんは引っ張っていくスタンス、私は寄り添うスタンスでバランスが取れていたんですよね。私にとって寄り添うことは、味方がいる意味を持ってます。調子が良い時も悪い時も力になれる味方の存在。私はそんな存在でいたいんでしょうね。

ご利用者様の生きる希望や力に導けた要因は何だと考えますか?

要因に関しては大きく3つあります。

1つめは、やりたいことができるようになったこと。利用者様が一番やりたかったことができたときの笑顔は忘れられないですね。その日以降から表情が違ってきたと思うんです。以前は無表情だったり、落ち込んだ発言とか多かったんですけど、今は笑いながらリハビリしてます。


2つめは、1人で外出できるようになったこと。1人で外出して友人と話す機会が持てたことです。ご病気になってから友人には会いたくない気持ちがあったんですけど、入院中に知り合った同じ境遇の人と交流をキッカケにご本人の視野が広がっていったと思います。


3つめは、失敗しても相談できる、落ち込んでも弱音を吐き出せる相手がいること。ご利用者様が失敗したりすると1人で落ち込んじゃう様子でした。相談を受けたり、気持ちを吐き出してもらって気持ちを整理されていた気がしましたね。

生きる希望や力を支える仕事とはなんですか?

痛みを減らす仕事ですかね。ちょっとでも誰かが楽になれたらいいなといつも考えているんです。それには身体の痛みと心の痛みの2つがあって。身体の痛みは、その人が好きなこと・楽しみでやりたいことがやれないことです。心の痛みは、その行動すらやりたくなくなることだと思っています。

藤原さんを支えるものは何ですか?

笑顔です。笑顔を見ると私も笑顔になります。変化を一緒に喜び、変わらないこと(当たり前のこと)も一緒に喜び、一緒に笑顔になる時間が増えればいいなと思っています。


回復期で仕事していた時、急性期を脱して意識が朦朧とする患者さんたちばかりでした。そんな人たちの表情が増えていくことに喜びを感じたことを思い出しました。家に帰っていく時の笑顔なんかすごいステキなんですよね。

今後はなにがしたいですか?

痛みを減らす場のようなコミニティーが作られていけばいいと思っているんです。同じ境遇の人たちが交流をキッカケに視野が広がっていくような時間があって、一緒に笑顔になる時間が増えていけばいいですね。

最後に、善い仕事を振り返ってみて一言

私がやりたいことは、だれかを笑顔にすることなんでしょうね。人がイキイキしている姿ってすごい好きですし、私に力をくれます。私、笑顔がもらえる今の仕事がすごく好きです。

藤原さん、ありがとうございました!!

<お知らせ>

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