小牧店の看護師が自己紹介します!

訪問看護ステーション小牧

2024.01.24


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション小牧(愛知県小牧市)の看護師・佐久間です。小牧店は2022年4月にオープンし、看護師4名、理学療法士2名、作業療法士1名の計7名体制でケアをお届けしています。今回は、小牧店のことを知っていただくため、わたくし佐久間が自己紹介します。

これまでの経歴


短大を卒業後、電子部品の会社へ就職しました。海外への憧れがあり、26歳でワーキングホリデーを利用しオーストラリアに行きました。ツアーガイドやマーケットの売り子などを経験し、現地のオーストラリア人の方と結婚・出産しました。しかし、言葉・文化の壁が大きかったため離婚し、長女が2歳のときに帰国します。帰国後、小牧市民病院に医療事務員として入職しました。幼少期の憧れだった看護師と一緒に働くなかで、次第に「現場で働きたい」「人の役に立つ仕事をしたい」という気持ちが強くなり、35歳で看護学校に入学しました。卒業後、小牧市民病院へ戻り、38歳で看護師として働き始めました。

看護師としての経験


生と死に向き合う急性期看護を勉強しようと思い、循環器内科、心臓血管外科、呼吸器外科、形成外科の混合病棟を4年経験しました。その後、緩和ケア病棟で6年働きました。緩和ケア病棟での日々は、患者さまの人生の大切な場面に立ち合い、多くのことを学ばせていただいた貴重な時間となりました。

訪問看護師になろうと思った理由


新型コロナウイルス感染症のまん延により、緩和ケア病棟でも面会制限を厳しくせざるを得ない状況になりました。お看取りの時でさえ、立ち会えるのはご家族の中から3人だけでした。それを説明している自分に葛藤しながら「じゃあどうしたらご家族が最期の瞬間を一緒に過ごせるのか?」と考えるようになりました。また、私がいた緩和ケア病棟では、多くのご家族が自宅でのお看取りに不安を感じており、自宅退院できる患者さまは年間わずか数人のみでした。このような状況もあり、「最期まで住み慣れた自宅で過ごせる方が増えるよう、私は受け入れる側の支援をしたい」と思い、訪問看護師になることを決めました。

かかりつけを選んだ理由


私が参加した愛知県看護協会の訪問看護の研修で、偶然にも藤野さんが講義をしており、かかりつけのことを知りました。藤野さんの話を聞くなかで、かかりつけの社風や、仲間を大切にし愛される組織を目指していることに共感しました。それまでさまざまな訪問看護ステーションを調べていましたが、かかりつけほど教育体制や医療安全などが整っている訪問看護ステーションは知りませんでした。当時は地元・扶桑町(愛知県丹羽郡)に一人で訪問看護ステーションを立ち上げて、いずれは看多機もつくりたいと考えていました。田舎のため病院や訪問看護ステーションは少ないですが、高齢の方が多く、ニーズはあると考えていました。しかし「経営の知識のない私が立ち上げて、共に働く仲間の生活を守れるのだろうか?」と迷っていました。かかりつけにはステーション立ち上げのノウハウもありますし、信頼できる仲間もいます。地域に恩返しする夢を実現するため、かかりつけへの転職を決めました。

▲小牧店所長の竹田さんと。竹田さんも小牧市民病院の出身です

初めての訪問看護の悩み


入職後、なじみのある小牧店に配属になり、お世話になった小牧地域に恩返しできることを嬉しく思いました。ただ、最初は病院とのギャップに悩みや葛藤がありました。薬剤管理を例にあげると、病院では患者さまに確実に内服していただくことが私の使命だと思っていました。同じく在宅でも、確実に内服できる方法を見つけることがご利用者さまにとっての最善策だと考えていました。しかし、在宅の場面では、それだけが正解ではありません。これは「最高のケアとは何か?」「ご利用者さまにとって最善とは何か?」と、私の葛藤をチームに投げかけて気がついたことです。悩んだとき、一緒に向き合い考えてくれる仲間がいるからこそ、気づき、成長し続けられるのだと思います。

かかりつけに入職してよかったこと


一人ひとりのスタッフが、どんなことも「自分ごと」として捉えてケアを提供していることが魅力です。訪問は一人でも、その後ろにはいつも助け合い、信頼できる仲間がいることを常に感じられるチームワークもあります。また、他店舗で実施したケアをナレッジとして共有する「善い仕事フォーラム」という仕組みがあり、最高のケアを追求し続ける環境があります。私個人としては、地域のステークホルダーと協力しあいながら、地域全体でご利用者さまを支えていることを嬉しく思います。訪問看護では、病院とは違う形の新たな出会いがたくさんあり、多くの方に出会えることもこの仕事の魅力です。

小牧店のスタッフや雰囲気


明るく、元気なスタッフが多く在籍しています。経験や年齢はバラバラですが、思ったことを言いあえる、壁のない風土が根づいています。小牧市民病院出身の看護師が多いため、小牧地域をよく知っており、地域内でのつながりが深いことが強みです。

▲小牧・江南スタッフの集合写真。信頼できる仲間たちです

ケアで心がけていること


大切な方が亡くなるとき、とてもつらく、不安になると思います。ご利用者さまとご家族が、最期の瞬間までゆっくり穏やかな時間を過ごせるよう、緩和ケア病棟での経験を生かした関わりを心がけています。ご家族から「あなたがいてくれてよかった」「心強かった」というお言葉をいただけると、とても嬉しく思います。

休日の過ごし方


多趣味で、登山、ドライブなど、アクティブに過ごしています。神社を巡り、御朱印集めもしています。食べることが好きで、美味しいものには目がありません。本格的なヨガもしていて、ヨガインストラクターのライセンス取得する予定です。いずれ、地域でヨガ教室を開催したいと思っています。

▲長野県・木曽駒ヶ岳に登頂しました

かかりつけに興味がある方へ


訪問看護ステーションには、看護の基本があると私は思っています。人に向き合い、寄り添い、ともに喜んだり泣いたりもします。ご利用者さまを中心に、ご本人とご家族の想いを紡ぎ、伴走者であり続ける看護がかかりつけにはあります。


私たちは、一緒に最高のケアを追究し、お互いに成長しあえる仲間を探しています。訪問看護や在宅医療にご興味ある方は、ぜひ一度かかりつけを見学してみてください。


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みんなのかかりつけ訪問看護ステーションでは、「日本の隅々まで最高のケアを届ける」というビジョンの実現を一緒に目指す仲間を募集しています。興味あるかたはぜひホームページからご応募ください。見学も受け付けてます!→【採用ホームページ:https://kakaritsuke.co.jp/recruit/ 】

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