神戸店の所長が「神戸在宅医療塾」特別講座に登壇しました

訪問看護ステーション神戸

2025.01.10

みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸の所長が参加した神戸在宅医療塾2


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸(神戸市兵庫区)の所長・松原です。2024年12月19日に神戸市医師会館で開催された、令和6年度「神戸在宅医療塾」の特別講座に登壇しました。そのご報告です。


「神戸在宅医療塾」は、医師、医学部学生、医療・介護従事者等を対象とする、在宅医療の勉強会です。神戸市医師会と神戸大学医学部附属病院の合同主催により、定期的に開催されています。


私は、兵庫県訪問看護連絡協議会・神戸ブロックの会長を、今年1年だけの任期で務めています。その役割として神戸市からご依頼があり、参加させていただきました。


講座のメインテーマは「これからの多職種連携を考える」~在宅医療介護を支える私たち~です。当日の参加者は85名でした。内訳は、医師14名、薬剤師6名、看護師30名、ケアマネージャー10名、社会福祉士7名、その他18名です。

みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸の所長が参加した神戸在宅医療塾
▲私は後半のパネルディスカッションで、パネリストとして登壇しました


パネルディスカッションでは、「在宅医療を支える多職種連携の目指す姿とは?」をテーマに、医師、訪問看護師、訪問介護、ケアマネージャー、それぞれの立場から、現状と課題、将来の展望について熱い議論を交わしました。


私からは「1人でも多くの方の『生きる希望』を叶えることが我々の最大の使命である」という考えをお伝えしました。その方が最期まで自分らしく生きるためには、病院と在宅、そして医療と介護の多職種が連携し、チーム一丸となることが不可欠です。そのためには、課題や問題点などのネガティブな情報だけでなく、回復や前向きな変化などポジティブな情報も積極的に共有することが必要であると強調してお伝えしました。


ディスカッションでは、「病院と在宅の連携や、医師と介護職の連携が難しい」という声があったので、私は訪問看護師の役割についても言及しました。訪問看護師は、専門職のケアを調整する「チームコーディネーター」としての重要な役割を担っています。医療と看護・介護ケアに精通した我々看護師が、チームをまとめてスムーズに連携していくことが重要な役割なのだとお伝えしました。


最後に、かかりつけの実践する取り組みとして、「聞き書き」や「ハピプロ」もご紹介しました。


講座の終了後、参加者の方から、
「入退院の流れや在宅の現状について、とても分かりやすかった」
「職種の視点の違いや連携の必要性を実感した」
「顔の見える関係作りができた」
などの感想をいただきました。


私自身、この講座を通じて多職種連携の重要性を再確認でき、今後さらに質の高い在宅医療を提供する方法を考えるきっかけとなりました。


これからも、1人でも多くの方が生きる希望を叶えられるよう、地域の方々と力を合わせていきます。


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