今年もスタッフで『もしバナゲーム™』をしました@黒川店

訪問看護ステーション黒川

2025.10.24


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション黒川(名古屋市北区)の看護師・辰巳です。先日、スタッフ同士で『もしバナゲーム™』をしました。そのご報告です。


『もしバナゲーム™』とは、大切な人と「もしものための話し合い(=もしバナ)」をするための、きっかけを作るカードゲームです。「自分がもしも治療困難な病にかかり、余命約半年であるとしたら……」という設定で、カードを使って行います。黒川店では、お互いの価値観を知るためにスタッフ同士で時々『もしバナゲーム™』をしています。
※前回の様子は記事末のリンクからご参照ください


今回は、黒川店のスタッフと実習生さんも一緒に、2グループにわかれて行いました。自分が余命半年だとしたら 何を大切にして、何を手放していくのか、想い想いにみんなが気持ちを話し合いました。 
「〇〇さんのケア、その想いを大切にしてるからだったのね」
「え、意外だねぇー!」
「わたし、これはゆずれないわぁ〜」
など、真面目に語りながらも笑いありの楽しい時間でした。


スタッフの感想を一部ご紹介します。
「自分の大切にしていることを、カードを選びながら仲間と話すことで、改めて考えることができた。  
一人ひとりの価値観や大切にしていることを尊重しながら話を聴くことの重要性や、こうして話せる相手がいることが安心につながるのだと、改めて感じた」


「死が差し迫った状況になってからのACPは、ご利用者さまを含めて意思確認が難しい場合がとても多いと感じていました。 必ず来る死をタブー化せず、元気なうちから『もしバナカード™』を用いたり、話し合いを重ねておくことが、より後悔のない最期へとつながって行くのではないかと思います。今度、ご利用者さまにもご提案してみようと思います」


今回も『もしバナゲーム™』をとおして、スタッフ同士の価値観を知り、私たち自身の想いも再確認できました。これからも、「最期をどのように過ごしたいか」「何を大切にして生き抜きたいか」という、人それぞれの大切な価値観に向き合いながら、ご本人さまとご利用者さまの揺れ動く気持ちに寄り添い、チームとして一緒に支える、そんなしなやかで粘り強い姿勢をケアに活かしていきたいと思います。


そんな黒川店では、一緒に働いてくれる看護師さんを募集中です! ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。


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