『人生会議トランプ』を体験しました~トランプがつなぐ「心」と「対話」~@四日市店

訪問看護ステーション四日市

2026.04.29


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション四日市(三重県四日市市)の所長・松下です。先日、事務所内定例のランチミーティングにて、スタッフ全員で『人生会議トランプ』を体験しました。そのご報告です。


『人生会議トランプ』は、共立女子大学 看護学部 学部長/看護学科 教授の田口理恵先生が開発されたトランプです。誰でも日常の中で「人生会議」を自然に、かつ楽しく語り合えるツールとして考案・制作されました。カードには「もしもの時に役立つ知識、情報を得る」お題が書かれており、人生の最期の時期の過ごし方、医療・ケアの希望について、ゲームをしながら話し合うことができます。


▲四日市店では、ランチミーティングの時間を使って『人生会議トランプ』を体験しました

『人生会議トランプ』の中での「対話のルール」


『人生会議トランプ』には、大切な対話のルールがあります。まず、否定しないことです。どんな価値観もその人の正解であり、間違いはありません。「違うからこそ面白い」というスタンスで、違いを楽しむことも重要です。また、言いたくないことは、無理に言う必要はありません。

「トランプ」(ババぬき)をしながら楽しく対話を深められる


このトランプはゲーム感覚でできる手軽さがあり、意外なその人の側面が見えてきて、驚きがありました。「えっ、そんな風に考えてたの?」という驚きが、相手への理解を深めるスパイスになりました。
また、カードを通じて「自分と向き合い、自分らしさを追求する」こともできると感じました。

身近な人ほど、実は知らないこともある


私が体験して感じたのは、身近な人のことほど、実はよくわかっていないということです。毎日一緒に働いている同僚や、何十年も連れ添った家族であっても、「お互いのことを全部わかっています」と言い切れないのだと感じました。特に「何を大切にしているか」「何をされると不快なのか」という価値観については、意外と話すきっかけもなく、よく知らないことが多いのだと思います。

訪問看護師としての活用


今後は、『人生会議トランプ』を日々のケアにも生かしていきたいと思います。私たちはご利用者さまの価値観や考えを大切にしていますが、日々訪問していても、ご利用者さまの本音を聴き出せていないケースもあります。また身近にいるご家族も、今後のご利用者さまとの人生について「話したことがない」「話しにくい」という声もお聞きします。


その方の価値観や今後の人生の目標、やっておきたいことなどを知ることは、その人らしい療養生活を支える「ケアの根拠」になります。ご利用者さまやご家族と一緒にカードを囲み、想いを聴き出すきっかけになればと考えています。


健康なうちから取り組む人生会議への動機づけと、話し合う内容への理解を促進することを目指して、聴く力、対話の力を実践の場で生かしていきたいと思います。


※『人生会議トランプ』の掲載は田口先生に許可を頂いています


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