訪問リハビリを通じて実感する「生きる希望」に寄り添う仕事@神戸店|みんなのかかりつけ訪問看護ステーション

訪問リハビリを通じて実感する「生きる希望」に寄り添う仕事@神戸店

訪問看護ステーション神戸

2026.08.29


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸(神戸市兵庫区)の作業療法士・笠原です。私は今年4月に入職し、5カ月が経とうとしています。今回は、かかりつけでの経験を通じて感じた、この仕事の魅力についてご報告します。


私はこれまで4年間、回復期リハビリテーション病院に勤務していました。病院では退院に向けたリハビリを中心に集中的なアプローチを行なっていましたが、より生活に密着した地域でご利用者さまの人生に寄り添うような関わりがしたいと思い、心機一転してかかりつけに入職しました。


私が感じた神戸店の一番の特徴は、何よりもご利用者さまの「生きる希望」を大切にしていることです。訪問の現場では、終末期にあるご利用者さまもいらっしゃいます。状態が刻々と変化していく中で、その時々の「こうしたい」「こう過ごしたい」という意思や、ご家族の「こうしてあげたい」という想いを丁寧に聞き取り、ケアに反映させています。


神戸店では、ご利用者さまの「生きる希望」を支えるケアについて常にチームで検討し、スタッフ全員で考える風土があります。また、こうした情報は連携するケアマネージャーの方々にも報告し、密に連携しながら地域全体でご利用者さまを支えています。


神戸店のケアについて、あるご利用者さま(以下、Cさまとお呼びします)のエピソードをご紹介します。Cさまは、ご自分からご希望を話されることはあまりありませんでしたが、日々のケアの中でお話をお聞きしていると、大勢の方とワイワイご飯を食べることが好きだとわかりました。


そこで、神戸店のチームで検討し、Cさまのご自宅でお食事会を開催しました。Cさまをご担当されているヘルパーさんやケアマネージャーさんをお招きし、お弁当はCさまのご親族が行っているお店に作っていただきました。Cさまもご家族からも、「楽しかった」というお言葉をいただきました。

▲Cさまはとても素敵な笑顔で、楽しい時間を過ごされました


この関わりは、ご家族、ヘルパーさん、ケアマネージャーさん、神戸店スタッフが協力しあうことで、実現することができました。私はご利用者さまに訪問リハビリを提供していますが、こうしたチームでの関わりこそが、「生きる希望」に寄り添う仕事なのだと感じています。


在宅の現場では、状態変化に合わせてリハビリの内容やアプローチを柔軟に変えていく必要があり、それは決して容易ではありません。「自分の関わり方は本当にこれでいいのか」と葛藤し、難しさを痛感する日々です。


しかし、模索しながら行ったケアによって、ご利用者さまがふとした瞬間に見せてくださる笑顔や、ご家族から「ありがとう」と声をかけていただいた瞬間、この仕事の本当の喜びとやりがいを感じます。病気や症状でつらい状況でも、「その人らしく生きる希望」を支える存在でありたいと強く思います。


まだまだ学ぶことばかりですが、これからもご利用者さま一人ひとりの想いにしっかり耳を傾け、「生きる希望」を大切にした訪問リハビリを届けていきたいと思います。

※記事内の写真・エピソードは、許可を得て掲載しています


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