豊明市の認知症カフェで「もしバナカード」を使った講演をしました

訪問看護ステーション有松

2020.12.17

豊明市認知症カフェでの「もしバナカード」を使ったみんなのかかかりつけの講演

こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション有松 所長・看護師の吉村元輝です。


私たち有松店の訪問エリアは、名古屋市緑区と、隣接する豊明市全域です。先日、11月に続いて豊明市の認知症カフェで講演を担当させていただきました。今回は、前回のテーマ「人生会議」の続きとして、『もしバナカード』を使ってご自分の人生について考えていただきました。


『もしバナカード』とは、「もしものための話し合い(=もしバナ)」をするきっかけとなるカードで、人生において大切な「価値観」や、自分自身の「あり方」について気づきを得ることができます。


参加された方からは、「どれも捨てがたくていいことばかり書いてある〜」「家族に迷惑はかけたくないから、最期は病院でしょ」 などの声が聞かれました。最初は「縁起でもないから考えたくないんだよねー」と言われていましたが、徐々にみなさん我がごとで考えてくださるようになり、楽しみながらも普段あまり考えないご自身の人生の終い方について考えていただけました。

豊明市の認知症カフェでのもしバナカードゲーム(みんなのかかりつけ)
▲「もしバナカード」を使ったグループワーク

『理想を言えば家だけど(それは無理だろう)・・・』という声をよく聴きます。しかし、その理想は叶えられない理想ではなく、自宅での介護や看護を訪問看護師やセラピスト、多職種チームが共に支え頑張れば叶えられます。今回の講演では、先日実際に在宅でのお看取りを支援させていただいたエピソードもお伝えしました。認知症カフェに参加されたみなさんにも、在宅医療・在宅看護は、けっして理想ではなくできることなんだと感じていただけたと思います。

有松店にはBLS(一次救命処置)や心臓マッサージを教えられる看護師や、精神についてお話できる看護師が在籍しています。理学療法士などのセラピストも優秀なスタッフがいますので、このような機会をいただきながら地域のために我々にできることをこれからも考えていきたいと思います。

※撮影許可をいただき、写真掲載しております


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