コミュニケーションツール『マカトンサイン』の練習を始めました@藤が丘店

こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション藤が丘（名古屋市名東区）、所長・看護師の北川です。３月にわたくし北川が所長になり、新たな藤が丘店がスタートしました。

これから「なんでもやってみよう」を合言葉に、さまざまなことにチャレンジしていきたいと思っています。その新たなチャレンジとして、ご利用者さまとのコミュニケーションを促進するためのツール『マカトンサイン』の練習を始めましたので、ご紹介します。

『マカトンサイン』は、誰でも使いやすいようにシンプルな動作でできた、手指による動作表現です。言葉やコミュニケーションに困難のある人々のために、イギリスで開発されました。

現在藤が丘には、ある小児のご利用者さま（以下、Fさま）がいらっしゃいます。Fさまのお母さまは「言葉の発達がなかなか進まない」とお悩みでしたので、ミーティングでその思いをスタッフ同士で共有しました。

すると、スタッフから「マカトンサインというツールが活用できるのではないか」という意見が出ました。そこで、Fさまとの豊かなコミュニケーションにつなげるため、みんなで『マカトンサイン』を覚えることにしました。

先日、Fさまとのコミュニケーションに使ってみたところ、お母さまから「子どもが真似っこしてくれるので、コミュニケーションの幅が広がり楽しいです」とお言葉をいただきました。

スタッフからは「まだ言葉を表出できないお子さんに対して、遊びながらコミュニケーションを獲得する訓練になるところが楽しいです」「サインと意味が連動するようになるには時間がかかるかもしれませんが、可能性を広げるツールとして継続して取り組んでいきたいと思います」との反応がありました。

まだ始めたばかりの取り組みですが、どのようにケアに活かせるのか模索していきます。

私たちは、ご利用者さまのより豊かな生活をデザインするために、日々みんなで力を合わせて切磋琢磨しています。これからも藤が丘店をよろしくお願いします。

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