大学院での論文が学術誌に掲載されました@千種店|みんなのかかりつけ訪問看護ステーション

大学院での論文が学術誌に掲載されました@千種店

訪問看護ステーション千種

2026.09.18


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション千種(名古屋市千種区)の所長、神戸です。この度、私の論文がNagoya Journal of Medical Scienceに掲載されました。そのご報告です。


私はかかりつけの管理者として働きながら、名古屋大学大学院へ通い、2025年に大学院過程を修了しました。そこで取り組んだ研究成果が、名古屋大学大学院医学系研究科が発行する学術雑誌『Nagoya Journal of Medical Science』に掲載されました。


研究テーマは、「Validation of the Japanese version of the Spiritual Health and Life-Orientation Measure (SHALOM) among nursing students」です。本研究では、スピリチュアルウェルビーイングを評価する尺度「SHALOM」の日本語版を作成し、看護学生を対象として信頼性および妥当性を検証しました。
参照) https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medlib/nagoya_j_med_sci/883/11_Kambe.pdf

スピリチュアルウェルビーイングとは?


「スピリチュアル」と聞くと、宗教や特別な考え方をイメージされる方もいるかもしれません。しかし、医療や看護でいうスピリチュアルウェルビーイングとは、人生の意味や目的を感じ、自分らしく生きることができている状態や、自分・他者・自然・自分を超えた存在とのつながりの中で心の安定や充実感を得られている状態を指します。


病気になったときだけでなく、健康なときにも私たちの心の支えとなる大切な側面であり、近年では健康や生活の質(QOL)を支える重要な要素として注目されています。

訪問看護で感じたことが研究の原点


私は現在、訪問看護師として、がんをはじめとするさまざまな疾患のある方々の在宅療養を支援しています。在宅では、身体の症状だけでなく、「これからどう生きたいか」「家族とどのような時間を過ごしたいか」といった、その人らしい生き方に寄り添う場面が多くあります。


こうした関わりを通して、身体・心理・社会面だけではなく、その人の価値観や人生の意味、大切にしているものにも目を向けることの大切さを実感し、今回の研究につながりました。

これからもご利用者さま中心の看護を


現場で得た経験を研究につなげ、研究で得られた学びを再び現場へ還元することで、より質の高い訪問看護を目指していきたいと考えています。これからも、科学的根拠に基づいた質の高い看護と、一人ひとりの価値観や希望を大切にしたご利用者さま中心のケアを実践し、地域医療に貢献してまいります。


最後に、本研究にご協力いただいた皆さま、ご指導いただいた先生方に心より感謝申し上げます。また、日頃より多くの学びをいただいているご利用者さまやご家族、関係者の皆さまにも深く感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


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・池田書店HP
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