【地域連携活動in緑店】連携する病院での退院後報告会Vol.2

訪問看護ステーション緑

2023.06.16


こんにちは、みんなのかかりつけ訪問看護ステーション緑(名古屋市緑区)の看護師・二村です。先日、連携する南生協病院さまにて、ご利用者さまの退院後報告会をしました。そのご報告です。


南生協病院さまでの退院後報告会は、これで2回目です。(前回は過去記事をご参照ください)
【地域連携活動in緑店】連携する病院で退院後報告会をしました


当日、病棟看護師1名、社会福祉士2名の、計3名のスタッフが参加してくださいました。今回は、南生協病院さまからご紹介いただいた、緑店のご利用者さま(以下、Cさまとお呼びします)の在宅生活をお伝えしてきました。


Cさまは、入院中に急遽退院が決まり、退院調整が間に合わずにご自宅に帰ってこられました。地域連携室の担当者さまとは事前に情報共有していましたが、Cさまの退院後、かかりつけに「サービスが整っていない中での退院となってしまい申し訳ないです」とのご連絡をいただいていました。


そのような状況だったため、「病院スタッフの皆さんが、Cさまの退院後の生活を心配しているのでは?」と思い、突然の退院でもご自宅で穏やかに過ごしていることをお伝えしました。

▲Cさまの生活の様子を冊子にし、写真・動画とあわせてご報告しました


Cさまの様子をお伝えすると、「急な退院だったので、どうしたらいいかわからず、何も準備できず気になっていました。穏やかに過ごせていてよかったです。」とご感想をいただきました。


今回で2回目の開催だったからか、スタッフの方が前回よりさらに積極的に聴いてくださっているように感じました。


後日、地域連携室の担当者さまから病棟へ、Cさまについての冊子と写真、動画を共有してくださったそうです。報告会のお礼のお電話をした際、「かなりバタバタな状態で退院されたので、病棟スタッフも心配していたようです。ご自宅での様子を知ることができたと好評でした」とお聞きしました。


かかりつけでは、突然の退院でも、本人やご家族の「家に帰りたい」という想いを尊重し、スタッフ全員でサポートしています。ただし、私たちだけでは最高のケアをお届けすることはできません。


これからも地域の病院や施設の方々と連携を深めながら、多くの方が安心して自宅で過ごせる環境づくりに貢献していきたいと思います。


※本記事は、ご利用者さま、関係者さまの許可を得て掲載しています


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