連携する病院で退院後報告会をしました@昭和店
訪問看護ステーション昭和
2023.09.15
こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション昭和(名古屋市昭和区)、看護師・野村です。先日、連携する病院にて、ご利用者さまの退院後報告会を行いました。そのご報告です。
今回報告したのは、昭和店のご利用者さま(以下、Bさまとお呼びします)についてです。
退院時にご家族の不安が強かったことで、病院スタッフもご心配されていたのではないかと考え、現在のBさまの様子をお伝えするために報告会を企画しました。
当日は医師1名、病棟師長1名、病棟看護師1名、リハビリスタッフ2名、MSW2名、計7名の病院スタッフが参加してくださいました。
Bさまは、人工呼吸器を装着して退院され、ご家族に強い不安がありました。退院前カンファレンス(退院に向けた現状把握、必要なサービス調整に向けた情報共有会)では、ご自宅での介護を担う次女さまの不安な様子がうかがえました。
退院にあたっては、ご本人、キーパーソンの次女さまの「家で生活したい」という想いを尊重し、退院に向けたサービス調整や、ご家族への技術指導などが退院前に病院にて行われていました。そのこともあって、スムーズに退院後の生活をスタートでき、今はご自宅で元気に過ごされています。
報告会では、退院後のBさまの状態を時系列で報告しました。ご家族の介護負担や仕事復帰を考慮してサービス調整を行い、Bさまとご家族を多職種でサポートしていることも報告しました。また、Bさまからは「料理がしたい」「お供えものをしたい」などの言葉が聞かれるようになり、ご自宅で過ごすことで新たな希望が生まれていることもお伝えしました。
病院スタッフから「無事でよかった」「退院指導をしてよかった」というお声をいただきました。「退院したい」という希望の実現に関わってくださったことへの感謝も直接お伝えできました。
今回多くの病院スタッフが参加され、Bさまとご家族の退院後の様子をとても心配されていたことを感じました。病院スタッフの皆さまと話すことができ、訪問スタッフとしても貴重な機会となりました。
Bさまは、ご自宅での生活のなかで、新たな希望を見つけられています。その希望を叶えられるよう、そして多くのご利用者さまが安心してご自宅で過ごせるよう、これからも地域連携を深めていきます。
※記事内の写真・エピソードは、許可を得て掲載しています
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