地域の集会所で体力測定会を開催しました@東京・豊洲サテライト

訪問看護ステーション豊洲

2024.01.05


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション豊洲サテライト店(江東区豊洲)、理学療法士の小久保です。江東区の辰巳団地にある集会所で、体力測定会を開催しました。そのご報告です。


辰巳団地の集会所では月に1回、枝川長寿サポートセンター(地域包括支援センター)の保健師さんが中心となり、辰巳地区に住む高齢の方の健康、介護、生活などの無料相談会を開催しています。開催日には、健康増進・介護予防に向けた取り組みも行われています。


私たちも相談会に参加しながら連携していたところ、新たな企画として体力測定会を一緒に開催してほしいとご依頼をいただきました。毎回、江東区が独自で作った『KOTO活き粋体操』(オリジナル介護予防体操)を行っており、体操効果を示すデータを取りたいとのことでした。


そのデータを見える化し、参加者のモチベーションアップにつなげることを目的に、体力測定会の開催が決定しました。

▲当日、70~80代の12名の方にご参加いただきました


東京店と豊洲サテライト店から、佐仲さんと西谷さんの看護師2名、わたくし小久保の計3名で参加しました。

▲片脚立位でバランス保持できる時間を測定
▲足の筋力測定後、その結果をお伝えしています


皆さま和気あいあいとして雰囲気で、「私、◯回だった!」「片脚で立つのって難しいわね~」と盛り上がっていました。「実は最近腰が痛いのよね」と、測定をきっかけに健康相談につながる場面もありました。


参加者の方は、ご高齢でもこの会場に通えるほど元気な方ばかりです。それでも、バランス機能面の改善は今後の課題だと感じました。


特に江東区の辰巳エリア、その隣の東雲エリアは埋立地であり、買い物に出かけるためには橋を渡らなければいけません。移動距離が長いため、地域の方の転倒予防や下肢筋力維持は重要な課題です。


地域づくりの現状は自治体によって大きく違うため、その違いを私たち医療者が理解することが必要です。「どうすれば一人でも多くの方が安心して地域で暮らせるのか」「どうすればより良い地域づくりを進めていけるのか」など、自治体の方々と意見交換しながら「これからの地域づくり戦略」を一緒に取り組んでいきたいと思います。


※記事内の写真は、許可を得て掲載しています


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