「自分らしく生きる」を考えるイベントを開催します@前橋あずま店

こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション前橋あずま（群馬県前橋市）、理学療法士の金子です。11月16日（土）に、地域の方向けのイベントを開催します。そのお知らせです。

前橋あずま店は、昨年度から前橋市のはつらつカフェ事業に登録し、事業所のスペースを使用して月に１回「みんなのスマイルカフェ」という多世代が交流できる場所を提供しています。11月は「自分らしく生きること」について考えるきっかけとなる場を提供したいと思い、絵本をテーマにした特別企画を考えました。より多くの地域の皆様にお越しいただけるよう、場所は近隣の東公民館で開催します。

絵本の世界には、大切な人の死や別れをテーマにしたものがあり、命のつながりや尊さに改めて気付くきっかけとなることがあります。誰かに教えられるよりも、絵本から感じとることが心に響くこともあります。今回、そのような絵本の数々を、手に取って読める形で展示します。

また、私たちがお看取りに立ち会わせていただいたご利用者さまの声も、聞き書きとして冊子で展示します。「看取りの体験談」と題して、実際に看取りを経験した方から直接お話を聞ける、座談会の時間も設けました。

昔は多くの方が家で最期を迎えていましたが、医療の充実により死が日常から遠ざかっています。現代では核家族世帯が多く、同居する祖父母が老いていく姿を見る機会も減りました。「子どもに迷惑をかけたくない」という理由で、病院や施設を最期の場所として選ぶ方もいらっしゃいます。

しかし私たちは、全ての世代の方が、本当に望む場所で自分らしく生き切ることができる地域にしていきたいと考えています。そのためには、死や生について考える機会も必要だと思います。

「死」を考えることは、「生きる」を考えることです。子どもに「死」をどう伝えたらいいのかわからない方、大切な方を亡くして悲しみの中にいる方、親の老いに直面して戸惑っている方、自分の余生に向き合いたい方、どんな方でもふらりとお立ち寄り下さい。これからをどう生きるか、一緒に考えてみませんか。

当日お越しいただいた方には、ご希望で「私の人生ノート」を差し上げます。予約不要で参加費無料です。ぜひお気軽にご参加ください。

※ご利用者さまの聞き書きのエピソードは、展示許可をいただいています

【企画概要】
◯テーマ：絵本の世界から、「自分らしく生きる」を考える
◯日時2024年11月16日（土）13:30開場　16:30閉場
◯場所：前橋東公民館１階　第１、２会議室（住所：前橋市箱田町543番地１）
◯参加費：無料
◯予約：不要　どなたでもお気軽にお越しください
◯内容
①絵本・聞き書きの展示
②看取りの体験談　14:00～15:00
③絵本の朗読会　第１部13:45～、第２部15:45～

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＜お知らせ＞
みんなのかかりつけ訪問看護ステーションでは、「日本の隅々まで最高のケアを届ける」というビジョンの実現を一緒に目指す仲間を募集しています。興味あるかたはぜひホームページからご応募ください。見学も受け付けてます！→【採用ホームページ：https://kakaritsuke.co.jp/recruit/ 】