第39回日本神経治療学会学術集会にて優秀演題賞いただきました

メディア/講演実績

2021.11.25

優秀演題賞いただきました!


みんなのかかりつけ訪問看護ステーション 愛知東ブロック・副ブロック長 看護師の吉村元輝です。

この度、第39回日本神経治療学会学術集会で口演発表を行い、光栄なことに優秀演題賞をいただきました。受賞自体うれしいことなのですが、様々な方との関りや応援、協力をいただいた研究・発表だったので、大きな喜びと感謝を感じています。

初めての単独訪問で出会ったご利用者様


今回の学会発表の研究内容は、私がみんなのかかりつけに入社後、初めて単独で訪問した筋萎縮性側索硬化症(ALS)のご利用者様との関わりがきっかけでした。

その方は、お茶を点てることを自宅で楽しみながら、「病気が進行した際には延命治療は希望しない」と意思表示され、「苦しくないように薬で眠らせてもらってもよい」と希望を話されていました。ご本人・家族と何度も話し合い、意思を確認しながら苦痛緩和を目指し、自宅のベッドで最期を迎えられました。

日本国内における「緩和ケア」は、緩和ケア病棟でがんを中心に発展してきた歴史があり、在宅におけるALS等神経難病の方への緩和ケア介入においては、多くの課題があることを感じました。

働きながらの学び、応援に感謝!


この出会いをきっかけに改めて学びを深める必要性を感じ、大学院で学修と研究をすることを決意しました。そして、大学院で学び始めたのですが、同時期に事業所の所長の役割も始まりました。

私が学んでいる時間は、他の誰かに利用者様の安心安全を守ってもらう必要があったのですが、職場の仲間はそれを快く応援してくれました。また、働きながら大学院に通うことについて、「自己実現のためなら」と、環境や時間の調整を後押ししてくれた会社にも感謝しています。

今回の優秀演題賞は、利用者様や同僚、会社のサポートがあったからこそ得られた賞だと感じています。みんなのかかりつけ訪問看護ステーションでは、臨床マネジメントに挑戦しながら、学修したいと考えればその環境を得ていくことも可能です。臨床実践、マネジメント、専門学修など、やる気のある方、大歓迎です。少しでも興味のある方は、ぜひ一度見学にお越しください。



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