『福祉×防災×機器展 〜備えよう繋がろう〜』に参加しました@緑店

訪問看護ステーション緑

2025.11.29


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション緑(名古屋市緑区)、看護師の角谷です。11月9日、だいどうクリニック(名古屋市南区)で開催された『福祉×防災×機器展 〜備えよう繋がろう〜』に、私と所長・鉾之原がお手伝いに参加しました。そのご報告です。


このイベントは、災害時に、医療的ケアが必要なご利用者さまの命をどう守るか、一緒に考えるために開催されました。以前、医療的ケア児のご利用者さまの個別避難訓練に参加した際、一緒に参加したメンバーで「防災展をやってみよう」という話になったのが、この取り組みの始まりです。(個別避難訓練については、記事末のリンクからご参照ください)


その後も月1回ミーティングをしており、「発電機選びに迷っている人がいるのでは」「災害時の備え(食事やトイレなど)を医療的ケア児のご利用者さま、ご家族に伝えたい」という想いが、開催につながりました。2025年2月1~2日に第1回が開催され、大好評だったため、今回は第2回として、だいどうクリニック(名古屋市南区)で開催されました。当日は雨天にもかかわらず、多くの方々にご来場いただきました。

▲災害に備えるための講演では、皆様真剣に学んでいました


講演は、災害時の電源、トイレ対策、災害シンポジウム、名古屋市の個別避難計画作成事業、個別避難計画を作ってみよう! など、盛りだくさんの内容でした。


私は避難支援方法ブースを担当させていただきましたが、施設や学校関係者の方からは、「災害時は1人を抱っこして、もう1人は手をつないで行くしかないです」「先日、災害訓練をしましたが、移送が本当に大変で……」といったリアルな声をたくさん聞くことができました。

▲避難支援方法ブースでは、安全な移送方法をお伝えしました

▲給電車、福祉車両、医療的ケア児/者用のバギー展示もありました


自宅で医療的ケアが必要なご家族を介護されている方からは、「災害時は近所の方に助けてもらうようにしています」といったお話もあり、このイベントを通して、地域が地域を支えることの大切さをあらためて学びました。雨の中ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも、災害時に地域の皆様の力になれるよう、学びを深めていきます。


※記事内の写真は、許可を得て掲載しています


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