訪問看護でよく行う看護ケア・トップ5紹介@植田店

訪問看護ステーション植田

2022.12.01


こんにちは、みんなのかかりつけ訪問看護ステーション植田店(名古屋市天白区)の看護師・高井です!  今年も残すところあと1カ月を切りましたね。街中がクリスマスの準備を始めて、なんだかウキウキする今日この頃です。


今回は、訪問看護で提供する看護ケアについてお伝えします。訪問看護に興味のある方に向けて、植田店で10月に行った看護ケアの回数を調べ、多いものを抽出しました。訪問看護をイメージするときの参考にしてみてくださいね。

<1位>清潔ケア(清拭・シャワー浴・足浴・爪切り)


少しずつ寒くなってきたこともあり、特に足浴をご希望される方が多い1カ月でした。


足浴にはリラックス効果もあります。下肢の浮腫でお悩みのご利用者さまに、足浴とマッサージをセットで行うと「足が軽くなった!」と、とても喜んでいただけます。


浮腫の改善は、転倒予防にもつながるため、よく実施する看護ケアの1つです。

▲植田店をご利用中のOさまは、足浴が大のお気に入りです

<2位>内服薬のセット


ご利用者さまにさまざまな疾患がある場合、内服薬の種類がどうしても多くなってしまいます。


ご自身でお薬を選別するのは、かなり細かく大変な作業です。そのため、小分けにした袋や内服カレンダーを使い、内服薬をセットするお手伝いをしています。

▲袋に日付を書いて、飲み間違いを予防。お薬カレンダーを使用する方もいます

<3位>点滴投与、CVポート・CVカテーテルの管理


訪問看護では、点滴投与やCVポート(皮下埋め込み型中心静脈ポート)・CVカテーテル(中心静脈カテーテル)の管理も行います。よく投与する点滴は、補液や抗生剤です。


点滴スタンドをこちらで用意することもあれば、ハンガーに点滴をひっかけてカーテンレールに吊るす場合もあります。ご自宅にあるものを使うのは、訪問看護ならではの方法ですね!


訪問時に末梢血管へのルート確保をすることもあります。その際は、22G・24Gの留置針をよく使います。静脈内だけでなく、皮下に輸液を投与することもあります。
※皮下輸液は、浮腫等の理由でゆっくり吸収させたい場合、血管確保が難しい場合などに選択されます


CVポートの管理で行うのは、創部の観察や生食・ヘパリンロック、ポート針の挿入・抜去などです。


CVカテーテルは長期挿入により感染リスクが高まるため、清潔の保持やドレッシング剤選びなど、感染に注意しながらケアを行っています。

<4位>マッサージ・ROM訓練


寒くなってくると、肩や腰などのコリに悩むご利用者さまもいます。10月頃から、コリの解消のためマッサージのご希望が多くなってきました。


病院ではマッサージやROM(関節可動域)訓練をする機会はありませんでした。かかりつけでは、リハビリスタッフからマッサージやROM訓練のレクチャーを受け、技術を身につけられます。

<5位>ストーマ管理(ウロストーマ含む)


訪問看護では、ストーマがあるご利用者さまもいらっしゃいます。ご利用者さまが安心してご自宅で過ごせるよう、パウチからの便漏れや皮膚トラブルなどに注意しながら、ストーマの管理をしています。


かかりつけでは最適なケアを提供するため、病院のストーマ外来の看護師と連携し、ストーマ管理を行っています。


以上、植田事務所の『10月によく行った看護ケアトップ5』でした♪


かかりつけでは、日々学びながら看護ケアを磨いています。これからもスタッフ一同力を合わせ、多くのご利用者さまに最高のケアをお届けしていきます!


※記事内に使用した写真は、ご利用者さまの許可を得て掲載しています。


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