地域でネイルアートのプログラムを開催しました＠神戸店

こんにちは、みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸（兵庫県神戸市）・看護師の稲田です。先日、神戸市兵庫区にある『暮らしの保健室　神戸なごみサロン（以下、なごみサロン）』で介護美容プログラムを担当させていただきました。そのご報告です。

なごみサロンは、地域の高齢者を対象に、健康や介護などの無料相談、ミニレクチャー、アクティビティなどの活動を行う施設です。私は現在、かかりつけでの仕事をしながら『介護美容』という分野を学んでおり、看護に美容を取り入れたいと思っていました。今回、かかりつけ神戸店所長・松原さんのつながりで、なごみサロンの活動の一つ『介護美容プログラム』をお手伝いする機会をいただきました。

※介護美容とは、介護現場においてご高齢者向けに行う「ネイル」「メイク」「エステ」「アロマ」などの美容ケアのことです。美容の力で笑顔や意欲を引き出すだけでなく、認知症予防の効果が期待されています。

美容の中で唯一、自分の視界に入るのがネイルです。鏡がなくともいつでも楽しめるので、今回のテーマにしました。お湯やアルコールで簡単に落とせる「水性ネイル」を使い、安全面にも配慮しました。

当日、７名の方にご参加いただき、ご希望された６名の方に施術しました。

施術後は 「エメラルドの指輪がいらないね」「生きてるうちにこんな綺麗にしてもらうことないと思った」「今日みんなニコニコしてた」「生まれて初めてで嬉しかった」など、嬉しいお言葉をたくさんいただきました。

一方、同じ姿勢でいると肩や腰が痛かったというご意見もありました。次回はより安全安楽に施術を受けられるよう、改善していきます。

介護美容は、する側もされる側もハッピーになれるケアです。介護美容は、見た目を美しくするだけでなく、もしかすると誰かの人生を変えることもあるかもしれません。私は介護美容の可能性を信じています。

次回は、メイクプログラムを企画させていただくことになりました。これからも介護美容を通して、多くの方の笑顔につながるよう頑張っていきます。

※記事内の写真は掲載許可を頂いています

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