みどり市民病院の看護師さんが実習に来ました@緑店

訪問看護ステーション緑

2024.01.30



こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション緑店(名古屋市緑区)看護師の角谷です。連携する名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院(以下、みどり市民病院)の地域医療連携センターの看護師さんが、緑店で訪問看護実習を行いました。そのご報告です。


緑店は、2023年4月にみどり市民病院内に事務所を移転して活動しています。そのご縁もあり、訪問看護実習のご依頼をいただきました。


地域医療連携センターの看護師さん(以下、Kさん)が、愛知県看護協会が開催する「退院調整看護師養成研修」を受けており、そのプログラムの1つとして緑店で実習を行いました。


実習内容は、訪問看護の仕組み(制度)を理解し、訪問看護の実際を見学・実施するというものです。緑店の看護師がKさんと同行訪問を行い、一緒にご利用者さまのケアを行いました。


訪問したご利用者さまのご家族から、以前入院されていた病院での退院支援に対し「入院中にもっと医師とやりとりしてほしかった」「退院時に家で必要なものをもっと知りたかった」というお話を聞きました。訪問後、Kさんから「ご家族から生の声を聞くことができ、今後の支援に役立つ内容だった」と感想がありました。


Kさんは、訪問看護を初体験し、病院との違いに驚いたそうです。私はKさんが驚く様子を見て、「多くの方が自宅で暮らし続けるためには、病院のスタッフに訪問看護のことをもっとよく知っていただく必要がある」と感じました。


Kさん自身も、地域医療連携センターの他の看護師さん、ソーシャルワーカーさんに、訪問看護の実際を伝えることで「退院後の生活がイメージしやすくなのでは?」と思ったそうです。


そこで、Kさんと一緒に、地域医療連携センターのスタッフに向けた実習報告会を開催しました。

▲地域医療連携センターの看護師さん、ソーシャルワーカーさん計7名にご参加いただきました


報告会では、症例報告と、在宅のクイズを行いました。症例報告では、生きる力や生きる喜びを支えるかかりつけのケアをお伝えしました。クイズでは「陰部洗浄ボトルの代用に使えるものはなんでしょう?(答え:フタに穴を開けたペットボトル)」というような、在宅ならではの工夫や豆知識をクイズにしました。参加者の皆さんは、病院と在宅との違いに驚かれていて、その違いを知っていただくよい機会になりました。


終了後、参加者の皆さんより「今後の退院支援に役に立ちそうなことばかりでした」「温かい看護をしていますね」と感想をいただきました。


今回の実習・報告会を通じて、病院の方にももっと訪問看護のことを伝える必要があると感じました。一人でも多くの方が住み慣れたご自宅で過ごせるよう、これからも地域連携の輪を広げていきたいと思います。


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