連携する病院で患者様の「退院前支援」に参加しました@江南店

訪問看護ステーション江南

2025.04.26


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション江南(愛知県江南市)の作業療法士・久保田です。連携する病院で、入院されていた方の退院前支援に参加しました。そのご報告です。


その方は、以前から江南店で介入していたご利用者さま(以下、Fさま)です。ある時、Fさまが体調を崩されて、地域の回復期病院に入院されました。治療を終え、退院に向けた準備が進む中で、担当のケアマネさまよりお声がけいただき、退院前家屋調査と退院カンファレンスに参加することができました。


退院前家屋調査は、患者様が退院する前に自宅環境を評価し、安全で快適な生活をサポートするために行われます。江南店では、これまで退院前カンファレンスに参加することはあっても、退院前家屋調査に参加できたのは初めてでした。


Fさまのご自宅では、すでにADLに合わせた手すりの設置や扉の撤去など、的確な環境調整が済んでおり、安全に移動できる環境が整っていました。しかし、退院前にFさまの自宅内での動作を確認できたことで、退院後の介入について具体的にイメージすることができました。


家屋調査を踏まえて退院前カンファレンスに参加し、Fさまを支援する多職種で退院後のケアを検討しました。このように行き届いた退院前支援によって、とてもスムーズに江南店での訪問を始めることができ、退院前支援の重要性をあらためて実感する機会となりました。


その想いと感謝を病院スタッフへ伝えたいと考え、後日、報告のお時間を設けていただきました。

▲Fさまの退院後の様子について資料を用いて報告しました


退院前支援の取り組みがどれほど効果があったか、退院後の様子とあわせてお伝えすることで、今後の臨床の糧にしていただけたらという思いもありました。参加してくださった看護師やセラピストの方々からは、「退院後の生活を知る機会がほとんどないため、ありがたい」と感想をいただきました。


今回の報告を通して、最高のケアを届けるためには地域での多職種連携が不可欠であることを改めて実感しました。この地域に住むすべての人が安心して暮らせる社会を創るため、地域のご縁を大切にし、広げていく取り組みを続けていきたいと思います。


※記事内の写真・エピソードは、許可を得て掲載しています



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