住職に『もしバナゲーム™』のレクチャーをしていただきました@桑名店

訪問看護ステーション桑名

2026.08.07


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション桑名(三重県桑名市)の所長・碓田です。先日、桑名市にある善西寺のご住職・矢田さん(写真左)に『もしバナゲーム™』のレクチャーをしていただきました。そのご報告です。


矢田住職は、生命科学の研究者から僧侶に転身された経歴があり、医療・介護と仏教が連携して地域や人を支える「看仏連携」に力を入れて活動されています。グリーフサポートを専門とされ、「もしバナマイスター」として『もしバナゲーム™』を活用したACPの普及にも取り組んでいます。
※『もしバナゲーム™』の詳細は公式HPをご覧ください→https://www.i-acp.org/game.html


私が認定看護師として活動する中で、ある研修会で矢田住職と出会い、矢田住職の開催する座談会や終活セミナーなどに参加していました。桑名店オープン後、「ご利用者さまが普段の日常を取り戻すにはどうすればよいか」について矢田住職にご相談したところ、カードゲームを通して人生の終末期や大切な価値観について語り合う『もしバナゲーム™』を使った『もしバナディープ』の開催をご提案いただきました。


そして先日、桑名店にお越しいただき、実際に『もしバナディープ』のレクチャーをしていただきました。矢田住職は、参加したスタッフ一人ひとりが一番大切にしている価値観にそっと触れ、心の奥にある想いを丁寧に引き出してくださいました。

▲とても温かいファシリテーションで進行してくださいました


レクチャー中に矢田住職が話された「ケアする側の人こそ、ケアされるべき存在なんです」という言葉も、日々の業務に追われる私たちの心に深く、優しく染み渡りました。また、レクチャーを終えたその日の夕礼で、そのスタッフが自分の言葉で素直な気持ちを明かしてくれました。


「最近はアセスメント能力の不足を感じ、落ち込んでいました。でも今日、矢田住職のACP(人生会議)を通して自分の死生観や想いを言語化する中で、『自分がここで何をしたかったのか』という原点に立ち返ることができました。今の悩みも成長のための必要な壁。目標さえ見失わなければ乗り越えていける、と前向きになれて、気持ちがすっと軽くなりました」


その言葉を聞いて、私自身、胸が熱くなり本当に嬉しくなりました。日々ご利用者さまやご家族と向き合う中で、うまくいかないことや壁にぶつかることは誰にでもあります。けれど、こうして仲間と一緒に価値観を共有し、「自分たちの原点」を再確認できたことは、チームにとって貴重な体験となりました。


壁を乗り越えようと前を向くスタッフの姿は、私にとっても大きな力です。「私自身も、みんなに支えられてここにいるんだ」と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


矢田住職からは、定期的に桑名店でデスカンファレンスを行うことのご提案と、その際にはファシリテーターを務めてくださるお申し出もいただきました。こうした取り組みを積み重ねながら、今後も地域でご利用者さまを支えていけたらと思います。これからも私たちは、お互いの想いを尊重し、ケアする側も満たされながら成長できる、温かいチームを目指していきます。


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