神戸メリケンパーク『COMING KOBE』(5/27.28)に訪問看護ブースを出展します@神戸店

訪問看護ステーション神戸

2023.05.24


こんにちは、株式会社デザインケア・みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸(神戸市兵庫区)、看護師の稲田です。次の週末の5/27・5/28、神戸メリケンパークで開催される「COMING KOBE」というイベントに、訪問看護ブースを出展します。そのご紹介です。


「COMING KOBE」は、60組以上のアーティストが出演するチャリティー音楽イベントです。阪神・淡路大震災を語り継ぐというコンセプトのもと、自衛隊や写真家、ボランティア団体が、防災や減災に関するブースを出展する予定です。


かかりつけは訪問看護ブースを出展し、医療的観点から、「家にあるもので応急処置」、「健康チェック」の2点をテーマに、レクチャーを行います。


このイベントを運営する会社に私の友人がおり、その友人づたいに主催者の方から「音楽と医療でコラボしませんか?」とお誘いいただき、神戸店として出展することになりました。当日に向け、スタッフ全員で準備中です。

▲物干し竿と毛布で作った、即席のストレッチャー

▲雑誌とタオルで、固定用の副木がわりに

▲バスタオルを巻けば、三角帯の完成。長さが足りなければ、後ろはヘアゴムや紐などで縛ります

▲家にあるものを使った応急処置。わかりやすく図説し、ブースに展示予定です


イベント出展には、私自身の想いもあります。阪神・淡路大震災が起きた当時、私は2歳で大阪の実家にいました。私は大きな揺れにびっくりして起きたそうですが、覚えていません。家族に当時の様子を聞くと、「家では食器がたくさん割れ、余震もあって本当に怖かった。小さな子どもを守るのに必死だった」と話してくれました。


テレビのニュースでは、建物の倒壊やガス漏れ、大規模火災の様子が報道され、亡くなる方も増え続ける状況に、未来に全く希望を見い出せない状況だったそうです。


震災から28年が経ち、今では阪神・淡路大震災を経験していない世代が増えました。しかし、震災の経験を風化させず、語り継がなければなりません。「COMING KOBE」は2日間で1万6千人を動員予定で、若い世代も多く訪れます。


私たちは訪問看護師として、在宅医療の観点から、自宅でできる防災や減災を伝えていこうと思います。


ご都合が合えば、ぜひお越しください。12番ブースでお待ちしています。


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