神戸メリケンパーク『COMING KOBE』に訪問看護ブースを出展しました@神戸店

訪問看護ステーション神戸

2023.07.03


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション神戸(神戸市兵庫区)、看護師の稲田です。去る5/27・5/28に、神戸メリケンパークで開催された『COMING KOBE』というイベントで、訪問看護ブースを出展しました。そのご報告です。


イベントの詳細は、出店準備の記事に書きましたのでご参照ください。
神戸メリケンパーク『COMING KOBE』(5/27,28)に訪問看護ブースを出展します@神戸店


私たちは訪問看護師の視点から、「健康チェック」と「家でできる応急処置」をテーマにブースを出展しました。


健康チェックブースでは、バイタルサイン測定や健康相談を行いました。家でできる応急処置ブースでは、簡易ストレッチャーの作り方や止血方法、三角帯の巻き方などをレクチャーしました。

▲バスタオルを使った三角帯。家にあるもので応急処置できる方法をお伝えしました


阪神・淡路大震災では、倒壊した家屋の下から救出され生き延びた人の約8割が、家族や近所の住民によって救出された方々だったそうです。


このことから、地域の方々が応急処置を学ぶ意義は大きいといえます。

▲訪問看護のご利用者さまやご家族、出演アーティスト、スタッフの友人も来られ、ブースを体験してくれました


またブース内には、ご利用者さまの『震災聞き書き』を展示しました。『聞き書き』とは、語り手の言葉をそのまま書き起こし文章にしたものです。


震災からは28年の月日が経ち、当時のことを知らない若い世代も増えました。しかし私たちは、経験者の語りを後世に伝えていかなければなりません。

▲ご利用者さまの『震災聞き書き』。若い世代を含む多くの方にご覧いただきました


2日間で合計150名以上の方にお越しいただき、訪問看護師の目線から防災を伝えることができました。


当日、読売テレビの『かんさい情報ネットten.』様から取材を受けました。

▲当日の様子は、6月30日の放送で「1.17を知らない世代が作る震災チャリティ」としてご紹介いただきました


今回、訪問看護師の立場から防災を発信し、地域貢献につながる大変貴重な経験となりました。阪神・淡路大震災の経験を風化させず将来に活かすため、来年も参加したいと思います。


これからも地域の方と協力しながら、地域づくりに取り組んでいきます。

※記事内の写真は、許可を得て掲載しています


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