緑区社会福祉協議会と連携し、人生会議の講座を開催しました@緑店

訪問看護ステーション緑

2023.07.20


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション緑(名古屋市緑区)、看護師の角谷です。先日、緑区社会福祉協議会の高齢者はつらつ長寿推進事業(愛称:はつらつクラブ)で、人生会議の講座を開催しました。そのご報告です。


今期の緑店は「訪問看護を知ってもらう」というチームバリューを掲げています。その活動の一環として、緑区社会福祉協議会へ行き、地域の皆さまに訪問看護を知っていただく方法についてご相談しました。


すると、担当者の方から『はつらつクラブ』が65歳以上の方を対象に、健康体操や頭の体操を行い介護予防活動をしていることを知りました。さらに、「はつらつクラブでは学べない内容の講座を開催してはどうか」というご提案までいただきました。


『はつらつクラブ』では、在宅看取りや嚥下訓練への関心が高いという情報も聞いたので、講座のテーマを『人生会議はじめませんか?~看取り上手、看取られ上手になるためには~」に設定し、5月に開催しました。


当日、社会福祉協議会の担当者の方に協力いただき、緑店の看護師・鉾之原さんと、わたくし角谷が講師をしました。

▲講座には多くの応募があり、抽選になるほど人気だったそうです

▲会場を2つに分け、それぞれ25名ずつご参加いただきました


講座内容として、お看取りの具体例をご紹介し、もしバナゲームの体験を行いました。
※もしバナゲームの詳細は過去記事をご参照ください。
お互いを知るため『もしバナゲーム』をしました@黒川店


もしバナゲームを体験された参加者の方からは、「私たちの年代はこの手の話はタブーなの。だからみんなと話ができてよかった」などの感想がありました。講義後に「価値観を家族や友人、身近な人に知ってもらうのは大事なことだと思います。楽しく参加できました」とお手紙を書いてくださる方もありました。


『人生会議』という言葉にネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃいますが、もしバナゲームを通じて、人生において大切な『価値観』や、自分自身の『あり方』について多くの気づきを得られたのではないかと思います。

▲グループに分かれ、それぞれの価値観や大切にしていることなどをお話いただきました


講座中には「訪問看護を利用するにはどうすればよいか」「困ったときはまずどこに行けばいいの?」など、多くのご質問もいただきました。参加者の方の積極的な姿勢に圧倒されるほど、にぎやかな時間となりました。


今回の講座で、地域の皆さまの困りごとや求めていることを知ることができました。訪問看護のことを皆さまに知っていただく、ひとつのきっかけにもなったと思います。


これからも皆さまのお役に立てるよう、地域活動を続けていきます。


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