『笑い療法士３級』の資格に認定されました@緑店

こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション緑（名古屋市緑区）、看護師の廣瀬です。この度、わたくし廣瀬が『笑い療法士３級』に認定されました。そのご報告です。

笑い療法士とは、笑いで患者さんの自己治癒力を高めたり、笑いをもって病気の予防をサポートしたりする人のことをいいます。一般社団法人癒しの環境研究会が認定する資格です。

私はかかりつけに入職した当初より、自分のモットーを「笑顔」とし、日々ご利用者さまと関わってきました。そのなかで、次第に「笑いと健康」について興味を持つようになり、笑い療法士の資格取得を目指し勉強を始めました。

2023年7月にオンライン研修、9月に東京で対面研修を受けました。同じ志を持つ仲間が集まる研修は、楽しく有意義な時間でした。

研修中に学んだ「笑いはもちろん、ホッとする癒しや安心・安全が特に大切」という言葉は、とても心に残っています。

笑いや感動、癒しの環境は、その人の生きる力を高めることにつながります。私がその力を実感した関わりをご紹介します。

寝たきりで、意志疎通が難しいあるご利用者さま（以下、Fさまとお呼びします）がいらっしゃいました。Fさまのご自宅の庭に、柿が実っていたため、写真に撮りケアの時にお見せしました。すると、久しぶりにニッコリと満面の笑顔を見せてくださいました。

Fさまの旦那さまから「その柿の木はね、この人（F様）が植えたんだよ。毎年立派になるんだ」と話してくださいました。その話を聞くFさまは、ずっとご満悦な表情でした。

柿の木を植えた想い出や、毎年実をつける柿を見ることは、Fさまの生きる力につながっているように思いました。

このように、笑いや感動、癒し環境を提供することで、ご利用者さまやご家族が少しでも前向きになれるような関わりを心がけていきます。そして、これからもたくさんの笑顔を引き出せるよう、心を込めてケアをお届けします。

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