失語症がある方々への地域支援~Vol2@有松店

訪問看護ステーション有松

2024.06.06


こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション有松(愛知県豊明市)、言語聴覚士・瀧本です。かかりつけでは地域づくり活動の一環として、失語症のある方々への地域支援を行っています。今回はそのご紹介の第2弾です。

『あつまれ425 あいち2024』に参加


4月25日は失語症の日(2020年制定、425『シツゴ』の語呂合わせ)で、それに合わせて毎年各地でイベントが開催されます。昨年は刈谷市で、『NPO法人あなたの声』が主催する『あつまれ425 あいち2023』が開催され、わたくし瀧本が参加しました。


昨年の参加報告はこちら→https://kakaritsuke.co.jp/12350/


今年は4月21日(日)に、ナゴヤドーム矢田市民ギャラリーにて『あつまれ425 あいち2024』が開催され、私と瑞穂店の言語聴覚士が参加しました。会場の様子と、かかりつけのご利用者さまが出展した作品をご紹介します。

▲190名を超える方が参加されました

当日の体験発表と作品展示


体験発表では、3名の失語症当事者の方と、そのご家族が、発症当時の気持ちや現在までの道のり、今後取り組みたいことなどを詳しくお話しされました。


作品展示ブースには、絵画や切り絵、写真、工作などさまざまな作品が展示され、失語症のある方々が生き生きと創作活動されている様子が伝わってくるようでした。愛知県各地の「失語症友の会」の掲示もありました。


また、かかりつけのご利用者さまもお二人、作品を出展されたのでご紹介します。


黒川店をご利用中のEさまは、わたしも介入しており、ケアの一環として「情景画を説明する」というリハビリに取り組んでいます。今回、その情景画をふくらませてストーリーを創り、絵本にまとめたものを出展されました。

▲Eさまの考えたストーリーが一冊の絵本になりました


Eさまは「どんな人が見てくれるのか、ドキドキする」と緊張している様子でしたが、この絵本をご覧になった多くの方が、閉会後に私にポジティブな感想を伝えてくださいました。その内容をEさまに具体的にフィードバックし、今後の目標を一緒に決めたいと思います。


もう一人、緑店をご利用中のHさまも出展されていました。Hさまは瑞穂店の言語聴覚士が介入していますが、当日作品を見つけるまで出展を知りませんでした。Hさまが利用している支援サービスのスタッフから勧められて、出展を決めたそうです。

▲Hさまは2点の切り絵を出展されました(写真・左)

『知多半島失語症サロン』のご紹介


前回の記事でもご紹介しましたが、私は『知多半島失語症サロン』の世話人を6年ほどしています。『知多半島失語症サロン』は、知多半島に在住の失語症の方であればどなたでも参加できるサロンです。

▲『知多半島失語症サロン』の掲示物と、持参したチラシで活動をPRしました


このサロンでは、新たな仲間が加わることを楽しみにしながら、今年度も2カ月に1度、半田市で活動を開催する予定です。


かかりつけでは、地域支援を通じて地域づくりに取り組んでいます。イベントやサロンへの参加はその一つですが、それだけにとどまらず、「ご利用者さまがもっと社会参加できるにはどうすればよいか」も考えながら、善いケアを届けていきたいと思います。


※記事内の写真は、許可を得て掲載しています


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