新卒から訪問看護師歴5年。「家という選択肢を増やせる」魅力的な仕事(社員インタビュー#12)

訪問看護ステーション高畑

2021.04.20

みんなのかかりつけ訪問看護ステーション中西看護師

こんにちは。みんなのかかりつけ訪問看護ステーション・広報Mです。久しぶりの社員インタビュー。今回は、高畑店 中西真理奈さんの登場です(^^)/

中西さんは、新卒から訪問看護師となりもうすぐ丸5年。大阪府訪看ステーション協会スタートプログラムの1期生として、年数回、訪問看護・在宅医療に興味がある学生向けに講演を行っています。また、愛知医科大学等で、実践者の立場から講義を担当する先生でもあります。

簡単に経歴を教えてください


新卒から訪問看護師として働いていて、今年で6年目です。最初はホスピス病院の付属の訪看で3年働きました。結婚を機に大阪から名古屋へ引っ越すことになり、そのときに出会ったみんなのかかりつけに転職しました。ここは3年目になります。

看護師になったきっかけは何ですか?


最初から看護師を目指していたわけではなかったんです。昔から心理カウンセラーのような、人の悩みに寄り添う仕事がしたいなあと思っていたのですが、進学するときに、心理学を学べる看護大学を見つけてそこに進みました。看護師になろうと思うようになったのは、大学3年生のときだったと思います。

訪問看護師になったきっかけは何ですか?


大学在籍中に看護師になろうと決めたものの、いわゆる病院勤務といった通常の就職コースとは違う道に進みたいと思っていました。緩和ケアに興味があったので、ホスピスとして有名な関西の病院に就職しました。そこは、患者さんの話を聞いてくれるチャプレンがいて、医療職と共に働いているような病院だったのですが、配属先はその病院ではなくて、付属の訪看ステーションでした。自分でも想像していなかったのですが、そこから訪問看護師としてのキャリアがスタートしました。

みんなのかかりつけ訪問看護ステーション中西看護師
▲先輩訪問看護師として大学の講義、講演も担当

みんなのかかりつけを知ったきっかけは何ですか?


関西の病院で働いているときに、結婚が決まり名古屋に引っ越すことになりました。母校は愛知県の大学だったのですが、そのときに講義を受けていた関係で(デザインケア)代表の藤野さんと卒業後も繋がりがありました。引っ越し先から職場まで通勤時間がかかる点で悩んだのですが、見学した際にビビッと来て、『ここで働きたい!』となりました (笑) 。で、2019年4月に入社しました。

訪問看護の魅力は何ですか?


「選択肢が1つ増える」ことだと思います。ご利用者さまやご家族にとって、病院や施設以外の「家」という場所、選べる場所が増えることです。「家」を選べるってすごいことだと思うんです。不安をもって(病院から)家に帰ってきた人が、自信をつけて普通に生活していることって、普通なんだけとすごい。病気の進行に折り合いをつけつつ、「日常に戻れた」という感覚をご本人がもって日々を過ごせることって、すばらしいと感じます。そのお手伝いができる訪問看護・訪問看護師の仕事はとても魅力的です。


みんなのかかりつけの魅力は何ですか?


いちスタッフが自分で考えてできることが多いですね。例えば、「ハピプロ予算」といって、担当のご利用者さまお一人に対して、1カ月1000円まではスタッフが自由にお金を使ってよい制度があります。お誕生日や季節のイベントをご利用者さまと一緒に楽しんで笑顔になっていただこうという、みんなのかかりつけの取り組み『ハピプロ』のための活動費用です。医療的ケアに限らないケア活動も大切にして、考えて行動できる、そういった面白さがここにはあると思います。

他にも、「ベターコミュニティ」という考え方で、「地域の人との繋がりでご利用者さまを支える」という取り組みを大切にしています。ご利用者さまのために、家での生活を支えるために、一緒に知恵を出し合って支えてくれる仲間が社内だけでなく社外にもいることも心強いですね。

みんなのかかりつけ訪問看護ステーション高畑
▲勉強会中の高畑チーム。未経験でも学べる風土

心に残っているご利用者さまとの思い出を教えてください


沢山ありますが、、 不安のなか退院された本人とご家族が、最近では不安が少なくなり以前に近い日常が戻りつつあることですかね。その方は身体機能が徐々に低下し、膀胱留置カテーテル(排尿するために尿道に留置された管)を使用したままで自宅に戻られました。最初はご家族もカテーテルに触れないくらい不安だったんです。でも、失敗もしながらですが、膀胱留置カテーテルの管理方法をご家族と一緒に検討して、今では立派に管理できるようになりました。

ご利用者さま曰く、『家が安心。家族がいて、すぐ先生もあなた達にも相談できるもん』と。 家で暮らすことは、時には家族にも協力を仰ぐことがあります。みんなの日常を取り戻しつつ、安心して暮らせるようサポートしたいですね。

これからの目標を教えてください


看護師歴・訪問看護師歴ともに6年目、、早いですね。6年目は、技術面でステップアップしたいと思います。もっともっと看護師として「できること」を増やしていきたいし、質も高めていきたいです。一方で、地域への訪看としての活動も続けたいですね。今、勤めている高畑店の担当エリアはもちろん、住んでいる三河地域への関りを深める活動ができたら嬉しいです。

▲同じく(ほぼ)新卒から訪問看護師の吉田さんとの対談

訪問看護やみんなのかかりつけに興味がある方へメッセージお願いします


皆さんが家で暮らしているように、家で生活することは多くの人にとって当たり前のことです。「在宅医療・訪問看護は難しそう」と思わずに、気軽に飛び込んでください。そして、ぜひご利用者様と一緒に、喜びも悲しみも共有してもらえたらと思います。 新卒から訪問看護師になる人はまだ多くないですが、教育体制があれば新卒でもできる仕事です。私はたまたま新卒から訪問看護師になりましたが、意欲があれば夢はかなうと思います。興味あれば、ぜひ見学に来てください!!



中西さん、ありがとうございました!

インタビュー:広報担当M

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・「新卒から訪問看護師ってどうなの?2年目と5年目の看護師対談」

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